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3月9日(日)明治神宮観察&撮影教室実施レポート

前夜の雪でどうなることやらと思ってましたが、さすがのロッキーさんお天気の心配は無用だったようですね。

ヤマガラがお迎えしてくれて、ご参加の皆さまとバードウォッチングを楽しんだようです。

ご参加の皆さまのお写真と共にロッキーさんからのレポートを紹介します。

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▲とってもフレンドリーなヤマガラ

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▲集合場所は表参道神宮橋


3月9日(日)の明治神宮観察&撮影教室は、昨夜の雪はすっかり融けてよいお天気になりました。

集合場所は原宿駅そばの表参道神宮橋でした。9時までにご参加の皆さまにお集まりいただき、受付をして観察準備を整えました。

今回はケンコー・トキナーさまにご協力いただき防振双眼鏡を、ご参加の皆さまにお試しいただきました。

・ケンコー VC スマート セラート 10×30 WP 

・ケンコー VC スマート セラート 15×40 WP 

 

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▲線路沿いの苑路で観察

 

インバウンドの影響で、明治神宮境内は海外からのお客さまで賑わってました。

観察会は人通りの少ない線路沿いの苑路から始めました。

 

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▲ヤマガラが目の前に現れて

 

歩いていると頭上からヤマガラのさえずりが聴こえて来ました。ヤマガラの特徴あるさえずりの声を説明して、姿を探していると目の前の枝に下りて来て出迎えてくれました。

しばらくの間、観察している我々のすぐ近くにいてくれました。

ご参加の皆さま全員で、肉眼ではっきり見える距離で見ることが出来たのは何よりだったと思います。

観察会中に何回も近い距離でヤマガラに出会うことが出来、シジュウカラよりも多いのではないかという印象を受けるくらいでした。

 

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▲針金ハンガーをくわえて

 

神宮の森は小鳥たちのさえずりに満ちて、繫殖シーズンを迎えて春真っ盛りでした。

巣材用の枝を折るハシブトガラスを観察しました。

枝を折りくわえたのですが、観察されていることに気が付き、ましてやカメラを構えたので、カラスはくわえた枝を足で押さえ、何もしてませんよ。と、とぼけた表情ですましていました。

カラスが何をしているのか、説明をくわえながらご覧いただき、カラスのシャイな性格を解説しました。

鳥たちの行動を観察して、何をしているのか理解することはとても面白いと思います。

なかでもカラスは人間をよく見て行動していますので、思わぬ行動をしたり、逆に想像通りの行動をしたりしてとても面白いですよ。

身近な鳥で、大きくて黒いし、ゴミをあさって散らかしますので、嫌われているのかもしれませんが、カラスの濡れ羽色と使われるように、ただの黒い鳥ではありません。

ホビーズワールドロッキー松村観察&撮影教室では、身近な鳥もじっくりと観察します。

巣材に困ることの無い森の中で針金ハンガーをくわえたハシブトガラスを観察出来たのは、とても面白いと思いました。

 

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▲垣根の奥に

 

垣根の奥にシロハラ、アカハラ、カワラヒワなど見つけて、垣根越しの観察でしたが高倍率の防振双眼鏡でその姿を捉えて、皆さましっかりと観察されてらっしゃいました。

手振れなくしっかりと鳥の姿を捉えられて、細部がよく見えますので手前にさえぎる物がある不利な条件でも、しっかりと識別出来たのではないでしょうか?

神宮の森の中では、あちこちでウグイスのジャッジャッという地鳴きを聴くことが出来ました。

冬の間は藪の中で鳴いていて姿はなかなか見られませんでしたが、暖かくなって繫殖シーズンが近くなり、縄張りを構え始めたのか高い枝で鳴いていて、その姿をはっきりと観察することが出来ました。

観察会中にも囀り始めるのじゃないかと少し期待していました。

 

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▲神宮の森を探索中

 

各所でよい出会いがあり、森の上を帆翔するノスリのペアも観察して、楽しい時間はあっという間に過ぎて行きます。

今回も時間をかなり押してしまい、予定していた神宮御苑に入る前にお昼近くになってしまいました。

ご参加の皆さまに予定の時間をかなり押してしまったことをお詫びして、ご相談しました。

午後からご予定がある方には、お帰りいただき観察会を続けることになりました。

 

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▲御苑の中でジョウビタキ

 

お時間がありもう少し観察を続けたいとおっしゃる皆さまにお残りいただいて、神宮御苑内に入りました。

御苑の中でもヤマガラに大歓迎されました。

水辺の鳥を期待していましたが、残念ながら南池には碧い目をしたカワウだけでした。

南池から菖蒲田の方に歩いて行くと、最後の最後にジョウビタキとの出会いが待っていました。

あまり鳴くことはなかったのですが、尾羽を動かしながら地面で餌を探しているようでした。

菖蒲田から四阿まで歩いて鳥合わせをして終了しました。

3 月 9 日(日)明治神宮観察&撮影教室観察種は、

キジバト、カワウ(G)、ノスリペア、コゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ(G)、スズメ、キセキレイ(G,af)、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジの 21 種(鳥合わせ後に 1 種追加)番外カワラバト、ホンセイインコ(G,af)でした。(G:御苑内、af:鳥合わせ後観察)

 

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▲観察会後はランチタイム

 

鳥合わせをして、終了後に残られた皆さまと鳥を見ながら明治神宮境内を抜けて代々木方面へ歩き、駅手前のスペアリブハウス「ハウディ」へ入りました。

 

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▲スペアリブランチプレート

 

希望者とご一緒して、スペアリブランチに生ビールなど美味しくいただきながら、鳥談義を楽しみました。

ワンプレートのスペアリブランチに生ビールをつけても 1,500 円とリーズナブルで、料理も美味しく、雰囲気もなかなか良いお店でした。

ホビーズワールド観察&撮影教室では、スペシャル会は鳥見と旨い物を楽しむ会になっています。

普段の観察会では終了後にランチを楽しくいただいています。

ご都合よろしければ、ランチもご一緒しませんか?よろしくお願いいたします。

 

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。ご都合よろしければまた、ご参加ください。

ケンコー・トキナー角井さま、重い荷物をお持ちいただき、防振双眼鏡の貸出しありがとうございました。

少しでも売り上げに貢献できればと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

次回観察&撮影教室は4月17日(日)に東京港野鳥公園を予定しています。

ハクバ写真産業さまにご協力いただきますので、世界最高峰のスワロフスキーオプティック双眼鏡をお試しいただけます!

Hobby's World主催観察会

皆さまのご参加をお待ちしています。

よろしくお願いいたします。

ロッキー松村

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今回も参加者の方より頂いたお写真をご紹介します。

【サーブ&ボレー様 撮影】

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▲はるか上空でバトルするノスリとカラス

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▲誰もが心を癒されるジョウビタキのメス

 

【小田様 撮影】

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▲スズメ

 

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▲ヤマガラ

 

Hobby's Worldでは、4~6月開催の観察会のご参加を受付しております。

ご興味のある方はご都合が合いましたらぜひご参加下さいね。

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