最近のコメント

最近のトラックバック

« 『野鳥雑貨ギフトフェア』好評開催中! | トップページ | スワロフスキーの修理依頼窓口である銀座双眼堂さんが移転されました »

2月16日(日)井の頭恩賜公園観察&撮影教室実施レポート by ロッキー松村

お天気が少し心配でしたが、さすがのロッキーさん井の頭公園は晴れて暖かかったようですよ。

ロッキーさんからレポートが届きましたので、ご参加の皆さまのお写真と共にご紹介いたします。

Photo_20250219164901
メジロ飛翔


家を出る時には、どんより曇り空からポツリポツリと落ちてました。

電車を乗り継ぎ吉祥寺駅を降りる頃には雲に切れ間が広がり、井の頭公園に着いた時には陽が差していました。

Photo_20250219165001
晴れ間が広がる井の頭恩賜公園

集合時間までにお集まりいただき、ホビーズワールド観察&撮影教室を始めました。

観察会中にはすっかり晴れて、春の陽気になりました。

今回はハクバ写真産業様にご協力いただきましたので、世界最高峰のスワロフスキーオプティック双眼鏡をご参加の皆さまにお試しいただきました。
実際に野外でバードウォッチングしながら観察会の時間いっぱいお試しいただける機会はそうはないので、貴重な体験だったと思います。

各商品はホビーズワールドで取り扱っていますので、お買い求めの際にはぜひホビーズワールドへ
Hobby's World|野鳥撮影やバードウォッチングの専門店

Photo_20250219165201
メジロフライングキャッチ

スタート地点のひょうたん池で、池の水に湧いた虫が樹上に飛んでいるのをメジロがフライングキャッチしていました。

冬の間、蜜や種などを食べていましたが、これから始まる繫殖シーズンに備えて高たんぱくな餌を食べ始めていたのだと思います。

何をしているのか行動を説明して、しばらくの間、観察&撮影チャレンジしていただきました。

行動を観察し、何をしているのかを考えることは、バードウォッチングの醍醐味の一つ。

行動の意味を知り観察すると、鳥への理解が深まりより楽しくバードウォッチングすることが出来ると思っています。

メジロは、止まった枝先から飛び立ち、虫を捕まえて、枝に戻りを繰り返していたので、全員で楽しく観察&撮影出来たのではないかと思いますが、うまく撮影出来ましたか?

メジロ飛翔写真は、OM-1mkⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS Mモード SS 1/4000で撮影しています。

Photo_20250219165401
井の頭池で水鳥をじっくりと観察


参加者全員で、水面に浮かぶカモ類やカイツブリをじっくりと観察しました。

少し逆光側からの観察でしたが、カイツブリのホワホワのお尻が陽の光に輝いてとっても可愛かったのではないでしょうか?

水面に浮かぶ可愛い鳥の姿を捉えても、もちろんいいのですが、自分は一捻りしてカイツブリの可愛い尾羽を強調する写真を撮ってみました。

撮影した写真はこちらです。

Photo_20250219165402
潜水時に見えるカイツブリの尾羽


こんな写真を狙ってみるのも面白いですよね。

Photo_20250219165501
水面に浮かぶカイツブリ


もちろん、水面に浮かぶカイツブリも撮影しています。

半逆光条件なので身体についた水滴が綺麗ですよね。

お尻のホワホワと膨らんだ羽も光かがやき、暗い前面を丸く囲んで、立体感がましてとても良い雰囲気になったと思っています。

唯一の難点は水面の小さなゴミも光って写ってしまうので、出来れば水面ギリギリから撮影したいところです。

色がきれいに映る順光にこだわる方がいらっしゃいますが、自分はドラマチックな逆光で撮るのが好きです。

ぜひ、プラス補正して逆光でも撮影してみて下さい。

Photo_20250219165601
橋の上からカモ類などを観察中


水面に浮かぶ水鳥たちは、スワロATCとSTCでじっくりと観察していただきました。

スワロフスキー ATC 17-40×56 傾斜型フィールドスコープ
スワロフスキー STC 17-40×56 直視型フィールドスコープ 

直視型と傾斜型の2タイプを、比較検討出来たのではないでしょうか?

鳥が近いので、スコープの画面いっぱいの大きさで見ていただき、頭の色の構造色のことや、身体の色などから付けられた名前のことをお話ししました。

鳥の名前も、見たまんまというのがけっこう多いと思っています。

オカヨシガモの江戸小紋のようなオスの羽模様と、ヨシガモのキラキラと光るナポレオンハットを間近に見られたのも井の頭公園ならではと思いました。

Photo_20250219165801
オナガ


七井橋を渡って対岸の日本庭園に行くと、枯れ葉をひっくり返すシロハラと民家際に青いルリビタキのオスが、樹冠にはオナガが飛んで来てくれました。

残念ながらルリビタキはよい所に出てはくれず、一部の人だけが観察されました。

他のバーダーからトラツグミ情報をいただき見に行きましたが、残念ながら姿を見つけることは出来ませんでした。

御殿山を歩いて雑木林をまわる予定でしたが、井の頭池の周りをぐるりと歩きお昼になったところで鳥合わせをして終了しました。


2月16日(日)井の頭恩賜公園観察&撮影教室観察種は、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、バン、オオバン、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、コサギ、ツミ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ルリビタキ、キセキレイ、ハクセキレイの32種、番外カワラバト、ホンセイインコでした。

Photo_20250219165901
ランチにフォーをいただきました


終了後に希望者と、地元参加者にお連れいただいたベトナム料理屋さんで美味しいフォーをいただいて、鳥談義で盛り上がりました。

お時間おありでしたら、アフターランチにもお付き合いいただければと思っています。

よろしくお願いいたします。

次回は3月9日(日)に、明治神宮を予定しています。

ケンコートキナー様にご協力いただきますので、防振双眼鏡などをお試しいただける予定です。

(満員につきキャンセル待ちとなっております。)

Hobby's World主催観察会

皆さまのご参加をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

 

Avmatumura_20210508090801

ロッキー松村

-----------------

今回も、参加者の方にいただいたお写真をご紹介します。

【小田様撮影】

Dscf80992

キンクロハジロ

 

Dscf82322

バン

 

Dscf80512

カイツブリ

« 『野鳥雑貨ギフトフェア』好評開催中! | トップページ | スワロフスキーの修理依頼窓口である銀座双眼堂さんが移転されました »

イベントのご報告」カテゴリの記事

2025年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ