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お客様ご寄稿「サーマルスコープを使ってみた感想」

ホビーズをご利用いただいております、とあるお客様より、お正月セールで購入いただいたサーマルスコープの使用感レポートをいただきました。

サーマルスコープの導入を悩まれている方の参考になればとのことですので、早速ご紹介いたします。

※ 今回レポートいただいた商品はすでに完売しておりますので予めご了承下さい。現行のLH25 2.0と、ほぼ同価格帯、同スペックの商品です。

Lh15


以下、お客様から寄せられた、サーマルスコープ LH25 Pro の使用感レポートです。

 

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■100m先のフクロウ(カラスくらいの大きさ)が感知できた!(外気温3度)

日没1時間後に河川敷で使用していた時にフクロウの声がしたので、その方向をサーマルスコープで見ると、約100m先の木の枝に止まっている姿を確認できました。

その際、ズーム(※)はせず、等倍で探す方が鳥の存在に気付きやすいと感じました。

探すときにズームをしないほうが認識しやすいというのも不思議ですが、使用のコツのような気がします。サーマルスコープで見ているうちは、おぼろげではありますが、羽繕いや周囲を見渡す様子がスコープの液晶画像で把握できた(この時は2倍にしました)ので、夜行性鳥類の生態を撹乱させない観察方法として、有効手段である可能性はかなり高いものと思います。

 

■撮影も等倍撮影のほうが、鳥の輪郭がわかりすい

下の2枚の画像は30mくらい離れた場所で001が等倍、002が2倍ズームでも撮影したのです。(どちらも同じタシギを見たもの。)

ご覧いただくとわかるのですが、輪郭は等倍の方がわかりやすかったです。

 

Tashigi001

▲001

 

Tashigi002

▲002

 

スコープをのぞいている時は鮮明とは言えないですが、2倍でも撮影画像ほどは粗くなかったです。

下の画像のタゲリは70mほど離れていて、2倍ズームで撮影しています。

 

Tageri001

▲タゲリを観察した様子

 

■使用してから気づいた点

片目使用のサーマルスコープで使用頻度が高い場合には、使用する目を交互に変えたほうが良いです(特に夜間)。

私は右目でスコープを覗く機会が多いのですが、使用頻度が上がるにつれて液晶画面の光の影響で右目だけボワンとしてしまいました(左目の暗順応差の影響?)。

その後は慣れないながらも左目を使用し、最終的には少し目を閉じたりして見え方のバランスが落ち着くまで待ってから移動をしました。

夜間使用に限らず、移動が運転の場合には、使用頻度や見え方のバランスが落ち着くまでを考慮した観察時間を確保した方が良いと思いました。


(※)ズームはデジタルズームなので、倍率が高くなるにつれて画像は粗くなります

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いかがでしたでしょうか。

サーマルスコープの良さや、気を付けたい点などがお分かりいただけたでしょうか。

初めにも書きましたが、今回こちらのお客様にご購入いただいたのが、LH25 ProというLH25 2.0の前モデルですので、そのシリーズの使用感に近いと思って参考にして頂ければと思います。

併せて、店頭にご用意しているHABROKなどもお試しいただき、ご検討頂ければと思います。

サーマルスコープは、鳥見の常識を覆す革新的なアイテムだと思います!

●サーマルスコープ シリーズ一覧

●デモ機のサーマル双眼スコープ「HABROK シリーズ」

 


Image_20230624170601

 

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