『僕は猛禽類のお医者さん』発売中です!
北海道に生息する猛禽類を守るために、日々奮闘する獣医師たちの活動を記した『僕は猛禽類のお医者さん』を入荷しました!意外と知られていない猛禽類の現状も、本書では詳しく紹介されています。
自然豊かな北海道に生息しているオジロワシやシマフクロウ。しかし近年、自動車との衝突事故や、風車への巻き込まれ事故、鉛中毒など人の活動によって、希少猛禽類がケガをしたり亡くなってしまうなど、大きな被害が出ています。
そこで立ち上がったのが、本書の著者であり、野生動物を専門に診ている齊藤慶輔氏です。本書では、猛禽類の保護から治療の様子など、活動内容が詳しく紹介されています。
その他にも、あまり知られていない「鉛中毒」の被害に遭い、命を落としたワシの現状も記されています。
猛禽類たちが、自然界で自活する力を取り戻すためにリハビリをする姿や、野生に復帰する姿などが写真とともに紹介されており、懸命に生きようとする姿は心を打たれます。
ぜひ本書を読んで、野生動物と人間との「共生」について考えてみませんか?
« サーマルスコープの取り扱いを始めました | トップページ | 11/23(土・祝)に「鳥類標識調査 100周年記念公開シンポジウム」が開催されます! »
「新刊!」カテゴリの記事
- 『山渓ハンディ図鑑 新 日本の野鳥』発売中です!(2024.11.17)
- BIRDER12月号発売中! 特集は『見たい!知りたい!カラ類』です。(2024.11.16)
- 「飛ぶ」ことにスポットを当てた図鑑『華麗なる野鳥飛翔図鑑』発売中です。(2024.11.07)
- お待たせしました!!『新 海鳥ハンドブック 増補改訂版』発売中です。(2024.11.10)
- 『タネまく動物~体長150センチメートルのクマから1センチメートルのワラジムシまで』発売中です!(2024.11.02)
最近のコメント