ロッキーさんの11月のお教室(水元公園)レポート
晴れ男のロッキーさん、快晴の水元公園で、ご参加の皆さまとバードウォッチングを楽しんで来たみたいですよ。
以下、ロッキーさんからのレポートを、ご参加の皆さまのお写真と共にご紹介しま~す。
今回は、集合場所の金町駅改札を出た所に7名の参加者にお集まりいただきました。
金町駅からバスに乗り、県境のバス停で降りて歩いて水元かわせみの里へ。
水元かわせみの里に着くと、下見の時にも見ていたゴイサギの群れが建物と橋の間の樹林に塒入りしていました。
受付を早々に済ませて先ずはゴイサギ観察から始めました。
成鳥と幼鳥を順にスワロATCにとらえて、皆さんにじっくりとご覧いただきました。
スワロフスキー ATC 17-40×56 傾斜型フィールドスコープ
ピラカンサスやハンノキに寝ているゴイサギはじっと動かないので、よいモデルさんになってくれましたね。
ご参加の皆さまも、よい写真が撮れたのではないでしょうか?
自分が撮影した鳥写真は全て、OM-1MkⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISで、Mモードで撮影しています。
1,200mm換算の超望遠レンズで、手持ち撮影を楽しめてしまうOM-1のシステムは、本当に素晴らしいですよ。
レンズのキレもなかなかだと思いますので、狙った絵面の写真が撮れるシステムとしておすすめします。
ホビーズワールドでも取り扱っていますので、ご検討いただければうれしいです。
スタート地点のカワセミ池は今年の夏から秋の高温の影響で、外来種浮草のアゾラで一面覆いつくされ、例年観察出来たコガモの姿がありませんでした。
カワセミ池奥のトイレでトイレを済ませ、一度外へ出て水元公園猿町口から再び公園内に戻り、梢のツグミやシジュウカラなどを観察すると、藪からは「ジャッ、ジャッ」とウグイスの声が聴こえて来ました。
1月の教室ではヨシガモが観察出来ましたが、今年は暖かいのでまだカモの飛来が少なく、大場川にはカモの姿がありませんでした。
エノキやトウネズミモチなど、鳥たちが好きな木の実の話などさせていただきました。
水元かわせみの里を、今度は橋の上から観察しました。
ゴイサギを違う角度から観察していると、ジョウビタキのオスやカワセミも現れて楽しませてくれました。
遅れていた紅葉がやっと始まり、小合溜の水面にきれいな色を映していました。
小合溜には、カモ類やオオバンが入っていました。
オオバンは観察者をあまり気にすることなく水草を食べていたので、水面に紅葉が映り込んだ所に泳いで来た時を狙って撮ることが出来ました。
立つ場所を変えたり、しゃがんだりすると水面の映り込みが変わりますので、同じ場所から撮らずにいろいろと試してみることをおすすめします。
水鳥は水面に浮いていて観察が容易なので、バードウォッチング入門、鳥写真入門に最適な被写体だと思います。
下見では観察出来なかった、バンを観察することが出来ました。
オオバンは大きく数を増やしていますが、バンは少し数を減らしてそうで心配な鳥でもあります。
バンが小合溜を泳いでいましたので、あえて水面の映り込みが少ない背景を狙って撮った写真です。
暗い水面に映り込んだバンと背景の日が当たった所のコントラストがよい感じに撮れて、満足なショットになりました。
小合溜沿いを歩き苗圃へ向かっていると、コゲラの声が聴こえて来ました。
シジュウカラとメジロの姿も観察でき、混群として一緒に行動していました。
シジュウカラやメジロは動きも早くじっとしてくれないので、なかなか撮ることは難しいですが、コゲラは木を突いている時は同じ場所にとまっているので、比較的撮影しやすいのではないでしょうか?
うまいこと日が当たった幹で、コツコツ突いているところを撮影出来ました。
苗園を抜けて、グリーンプラザでトイレ休憩をしている時でした。
上空に、猛禽がカラスに追われて飛び出して来ました。
よく見ると、オオタカ幼鳥のようでした。
しばらく2羽でやりあっていましたが、やがてオオタカは空高く太陽の中に消えて行きました。
中央広場から水性植物園を経て、バードサンクチュアリーへ行くと、観察窓からはカワウとダイサギを見ることが出来ました。
メタセコイヤの森へ向かう途中の樹林ではチラリとルリビタキとの出会いがありましたが、一瞬のチラ見と鳴き声だけでじっくりと観察することは出来ませんでした。
カラ類の混群など見ながらメタセコイヤの森を目指し、トイレ休憩しました。
紅葉が綺麗なメタセコイヤの森を抜けて、ヨシ原を経て再び小合溜沿いを歩きました。
小合溜では、少し増えたカモやカンムリカイツブリを観察出来ました。
コンクリート護岸の端を歩くハクセキレイを見つけ、ちょうど逆光サイドでしたので、キラキラを狙った写真になります。
水面に光る反射がきれいな丸い玉ボケになり、良い雰囲気になったと気に入っています。
小合溜沿いのベンチで鳥合わせをして、次回観察会のご案内をして終了しました。
ランチを考えていた水元涼亭はあいにく混んでいましたので、水元公園近くの讃岐うどん「花もと」で、お時間がおありの参加者とランチをご一緒させていただきました。
ホビーズワールド観察&撮影教室にご参加いただき、ありがとうございました。
ご都合よろしければ、またご参加ください。
お待ちしています。よろしくお願いいたします。
11月24日(日)水元公園観察&撮影教室の観察種は、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、バン、オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジの33種、番外カワラバトでした。
次回観察&撮影教室は12月15日(日)に、北印旛沼の万羽鴨と旨い物スペシャルを予定しています。
北印旛沼にはすでに、1万羽ほどのトモエガモが飛来しているようです。
来月の本番までに何倍に増えているのか、今から楽しみなところです。
観察会前に下見を行い、またレポートを上げますのでお楽しみに!
一緒に、万羽鴨と旨い物を楽しみませんか?
参加申込みは下記ホビーズワールドホームページからお願いいたします。
Hobby's World主催観察会
追記
参加者様よりご提供いただいたお写真をご紹介いたします。
▲カイツブリ(小田様撮影)
▲オオタカ(小田様撮影)
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