タカの渡りで、レオフォト機械式雲台〈FH-10〉を試してみました
お待たせしました、話題のレオフォト機械式雲台〈FH-10〉をフィールドで試してきましたよ!
大きさ的には、ザハトラーのFSB8とたいして変わりませんが、重量的にはFSB8が2.6kgであるのに対し、FH-10は1.7kgしかないんです。
FH-10は、FSB8の約65%の重さしかないんですね。
FH-10を載せている三脚はレオフォトLM-364Cで、重さは1.92kg。
つまり、合計で約3.7kgということになります。
耐荷重はFH-10が8kg、LM-364Cが30kgあります。
このセットはデモ機ではなく私物なのですが、飛行機で出かけるような遠征ではFSB8を持っていく気にならないので、遠征用と考えています。
まずは、最近は出番の多いOM-1 MkⅡ(685g/バッテリー含む)+150-400mm(2,055g/レンズフード含む)を載せてみましたが、これは余裕でしたね。
このシステムの重量は2.74kgですが、安定性も操作性も申し分ありませんでした。
でも、今回一番知りたかったのは大砲レンズとの相性...。
α1(737g/バッテリー&メモリー含む)+600mmF4(3,040g)を載せてみました。
OM-1 MkⅡのシステムが2.74kgであるのに対し、α1のシステムは3,777kgで約1kgも重いので、さすがに余裕がなくなってきました。
FH-10のプレートはアルカスイス互換でFSB8と比較すると細いので、ちょっと心細さも感じました。
レンズをセットした状態で、肩に担いで移動するのはちょっと怖そうでした。
セットした時の安定感は、さすがにFSB8には敵いませんね。
でも、カウンターバランスは、8段階中の5以上でおじぎをしなくなりました。
今回は舗装路面上で移動もほとんどない条件で撮影してみましたが、こうした状況で前後のバランスをしっかりとれば、充分に使えそうでした。
遠征で機材の軽量化がテーマでしたし、OM-1 MkⅡのシステムを利用することが多いので、状況に応じて使い分けたいと思います。
印象としては、FH-10は150-600mmや200-600mmクラスの撮影システムにベストマッチといった感じでした。
最初からそのクラスを想定するなら、三脚もLM-324Cあたりでもよさそうですね。
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先日の伊良湖では、たくさんの方々をお会い出来ました。
タカもそれなりに渡ってくれたので、鳥見も楽しめました。
遠くからお越しいただいた皆様、地元・愛知県の皆様、ありがとうございました。
また来年、お目にかかりたいと思いま~す!
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