渡り観察にオススメの書籍~秋の渡り編~
本書では、図鑑には掲載されていないような日本の渡り鳥の生態について詳しく解説されています。
人気の渡り鳥との出会い方も紹介されており、渡りのスタイルや生育環境と行動パターン、発見のコツなどが書かれています。その種の渡りルートとおおよその通過時期も図で示されているため、渡り観察に欠かせません。
また、鳥の分類別にワシタカ類、ガンカモ類、カモメ類、シギ・チドリ類などのおすすめ観察スポットが掲載されているので、観察に行かれる際は要チェックです!
シギ・チドリを見に行く方にオススメなのが、「シギ・チドリ類ハンドブック」です。地味で似た種類が多く、識別が難しいシギ・チドリ類。本書では、夏羽と冬羽、幼鳥と成鳥、さらに類似種との識別や、今後飛来が予想される種などが網羅されており、シギチ観察には欠かせない1冊です!
また、見分け方のヒントとして、大きさやプロポーション、顔つき、羽毛の変化なども繊細に描かれています。
ハンディサイズでサッと取り出せるので、干潟に行く際の持ち運びにも便利です。これからシギ・チドリ類の勉強を始める方だけでなく、「シギ・チドリ類の識別を極めたい!」という方にも大活躍すること間違いなしです!
秋の渡りでは、この夏巣立ったばかりの幼鳥たちを目にする機会が増えます。しかし、「何の幼鳥なのか見分け方が分からない…」という方もいらっしゃると思います。そこでオススメなのが、「BIRDER 2024年9月号」です!
BIRDER 9月号では、秋の渡りや冬鳥として出会いやすい15種について、成鳥と幼鳥を比較した「幼鳥図鑑」が掲載されています。
幼鳥が見分けられると、冬鳥の成鳥と幼鳥の比較ができたり、幼鳥のバリエーションや成鳥との違いを見つけられるようになるなど、鳥見の楽しみが増えますよ♪
他にも本書では、この秋訪れるべき島や、さえずりがない秋にできる鳥見力を鍛える方法なども紹介しています。
当店では、今回紹介した書籍以外にも専門書を取り揃えております。
秋の渡り観察に行く前に、ぜひ書籍や図鑑で予習をしてみてくださいね!
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