数年ぶりの海外・オーストラリアに行ってきました! その壱
オーストラリアというとケアンズを訪ねる方が多いと思いますが、実は、今回のメインターゲットは海鳥だったんです。
なので、ケアンズよりも南の地域を訪れました。
また、海鳥だけではもったいないので、前半は陸地での鳥見に連れて行ってもらいましたよ。
その壱では、オライリーズ周辺で見られた印象に残る鳥たちを紹介します。
まずはルリオーストラリアムシクイ。
これまでにもケアンズなどで見たり撮影したりしていましたが、目の前に出っぱなし状態で見られたのは初めてでした。
ヘルパーも含めて数個体が、巣立ち間もない幼鳥にエサを与える様子も観察されました。
こうした繁殖の場面では注意が必要ですが、道路際の観光客の目の前の巣に平気で出入りしたり、人の足元にも(勝手に)近づいてくるのには驚きました。
よくよく聞くと、この地域の鳥は人に近いことで有名なんだそうです。
そしてインコも近い...。
観光客がエサを与えられるようになっていることもあり、インコが人の頭にとまったりもしていました。
オーストラリアでも同じ種が、地域によって警戒心が強かったり人に近かったりしているそうです。
(クリックするときれいに見られます)
アカクサインコとヤブツカツクリ
そしてオライリーズのイメージバードとなっているフウチョウモドキも見られました。
黄色の美しい鳥なのに、●●モドキという呼び名では可哀そうですね。
一見するとガイコツみたいな模様のウォンガバトは、他ではとても見にくいハトなんだそうです。
早朝だけ、明るいところに出てきました。
逆に薄暗い林内では、ハシリチメドリやキノドヤブムシクイが見られました。
写真では明るく見えますが、実際は暗いんですよ。
今回はOM-1 Mk2 と M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO を使用しました、カメラの進歩には本当に驚かされますね。
(クリックするときれいに見られます)
足を横に伸ばすハシリチメドリ
そして見るのは難しいだろうと思っていた、コトドリも見られました!
コトドリと言えば、カメラのシャッター音や車のサイレンなどを本物そっくりに鳴きまねすることで有名ですよね。
やはり薄暗い林内だったのですが、なんとか写真に収めることもできて嬉しかったです。
そして上空では、オナガイヌワシも結構近くを飛翔していました。
まだまだたくさん見られましたが、その弐(オライリー以外の陸鳥)に続きます。
そうそう、今回は仕事ではなく、普段から一緒に鳥を見に行く鳥仲間とでかけました。
昔からの鳥友や、ホビーズのイベントで知り合った仲良しさんとのプライベートの旅も楽しいですよね。
いずれ、皆さんと一緒に出掛けることもあるかも....
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