ロッキーさんが、秋ヶ瀬公園の教室の下見に行って来てくれました!
そういえばロッキーさん、新発売されたM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS を使い始めています。
今回の鳥の写真にも、1,200mmの威力が感じられますね。
以下ロッキーさんから集合場所などを含めたレポートです。
4月7日(日)に、14日(日)実施予定の秋ヶ瀬公園観察&撮影教室本番を想定して、浦和駅からバスに乗り、桜区役所から予定している観察&撮影教室コースを実際に歩いて秋ヶ瀬公園でバードウォッチングして来ました。
集合場所のJR浦和駅は、宇都宮線(東北本線)、高崎線、宇都宮線・高崎線(上野東京ライン)、京浜東北線・根岸線、湘南新宿ラインの各線が利用できます。
中央改札口を出て右手階段、エスカレーターを上がった西口を出た正面少し右側にあるプランター花壇周辺に8時50分の集合になります。
改札階と階段を上がった西口の駅ビルにおしゃれなパン屋さんとコンビニがありますので、お弁当や飲料おやつなどを集合時間前に購入可能です。
今回はスペシャルバージョンですので、お弁当や敷物などをご用意いただけますようお願いいたします。
浦和駅西口集合の参加者が集まったところで、地下道からバス乗り場に移動します。
3番バス乗り場から9時05分発のトンネル経由桜区役所行きに乗車して約20分、終点の桜区役所で下車します。
バス運賃は280円(現金・IC同額)です。ご用意願います。
現地集合の場合の集合は、桜区役所バス降車場近くのサイデン化学アリーナ周辺です。
車利用で現地にこられる方は、写真の自販機前辺りに9時30分集合です。
バスは交通事情にもよりますが、9時25分頃の到着予定です。
*駐車場は桜区役所(有料)、秋ヶ瀬公園内とさくら草公園内に無料駐車場があります。
*桜区役所に駐車した場合、解散場所のさくら草公園から約2km歩きます。
また公園内駐車場利用の場合にも集合場所まで距離がありますので、お時間に余裕のあるようにご計画ください。
現地集合の方がそろったところで、サイデン化学アリーナ周辺で受付をします。
*今回はスペシャルバージョンのため、参加費は一般3,000円、高校生以下1,500円になります。お釣りのないようにご用意願います。
ではでは、当日の観察予定コースをご紹介いたします。
バス停からスタートし、サイデン化学アリーナを周りこんだ所にある桜並木の歩道を鴨川まで歩きます。
菜の花が咲き春爛漫、モンシロチョウやベニシジミが飛ぶ中を鴨川の干潟が見える場所まで土手の上を往復します。
鴨川沿いではコガモなどのカモ類と、オオバン、カワウ、アオサギ、カワセミなどの水鳥を観察出来ました。
また、菜の花に止まるスズメやタンポポの咲く地面にいるムクドリなどを観察・撮影出来ると思います。
本番当日には、干潟にコチドリを期待しています。
鴨川に架かる橋を渡り荒川の土手を登ると、眼下に田園地帯が広がります。
土手を下り、田んぼの中と鴨川放水路沿いの道を探鳥しながら歩きます。
空高くヒバリが囀り、セッカとキジの声が聴こえていました。
下見では出ませんでしたが、ノビタキに会えたらうれしいですね。
また、上空を猛禽類が飛んだりもしますよ。
田んぼの隣の森を抜けると横堰があります。
回り込むと子供の森入口です。
ここでちょっとトイレ休憩します。
*スタート地点の桜区役所プラザウエスト内にもトイレがあります。観察会スタート前にトイレ案内いたします。
田んぼの隣の森の中で、大きな声で鳴くガビチョウに出会いました。
ガビチョウは、秋ヶ瀬公園内のあちらこちらで大きな声で鳴いていました。
よい声で鳴き、ほかの鳥のさえずりも真似します。
中国では飼い鳥として人気があります。
ただ、あの大音量で、家で鳴かれたらうるさくて、ご近所からは苦情殺到ですよね。
落葉樹が新芽を吹き始めたこどもの森は、鳥たちの声がいっぱいでした。
梢からシメの声が聴こえて来てスコープで確認すると、くちばしが銀色に輝いていました。
スワロフスキー ATC 17-40×56 傾斜型フィールドスコープ Hobby's World|野鳥撮影やバードウォッチングの専門店 (hobbysworld.com)
鳥たちは繁殖期に向けて、お洒落に変身していますので、ぜひ注目してご覧いただきたいと思います。
また、口笛のようなピョー・ピョーと独特な大きな声が聴こえて来てアオゲラも飛んで来ました。
鳥は肉眼で探す前に、先ず声を聴いてその存在を知ることが出来ます。
自分もまだまだですが、鳥たちの声を覚えると鳥を見つけやすくなります。
繁殖期になって鳥たちはよく囀ります。
ウグイスの「ホ~ホケキョウ」は、誰でも知っていると思っています。
一緒に声を聴いて覚えて、バードウォッチングを楽しみましょう。
こどもの森外周園路をバードウォッチングをしながら歩き、メタセコイヤ並木のトイレのあるレンジャクの丘広場でお弁当にします。
*ベンチなどが少ないので、携帯用折り畳み椅子やレジャーシートをご用意いただけると安心です。
お昼を食べて一休みしたら子供の森の内周を歩き、午後のバードウォッチングです。
スペシャル会ならではで、午後もゆっくりと歩きながら出会った鳥を観察します。
下見ではコサメビタキを観察し、キビタキの声を聴きました。
たまたまお会いしたお友達は、綺麗なオスをご覧になられたということでした。
また、オオルリも入っているようです。
本番で見られるとよいですね。
こどもの森を抜けて、野鳥園とゴルフ場の間の小道を歩きます。
頭の上からはジェイ・ジェイというカケスの声が聴こえ、桜の花の蜜を吸うメジロも観察出来ました。
また、奥のゴルフ場からは、ホトトギスの声が聴こえて来ました。
ホトトギスはウグイスに托卵します。
秋ヶ瀬公園内でウグイスも繁殖していますので、托卵を狙ってやって来ているものと思っています。
秋ヶ瀬公園内各所で苔や羽を集めるエナガを観察出来ました。
すでに営巣もしているので、4月中旬から下旬には可愛いエナガ団子が見られるかもしれません。
野鳥園の裏を抜けて野鳥の森の脇の歩道を歩いて、秋ヶ瀬橋をくぐって桜草公園に入ります。
公園の桜は満開で、お花見の家族連れが楽しまれていました。
満開の桜を背景に、モズがちょうどよい高さの枝に止まってくれました。
サクラソウ自生地を見ながら、桜草公園南側トイレまで歩いてトイレ休憩をします。
トイレ近くで鳥合わせをして終了になります。
鳥合わせ終了場所からさくらそう公園バス停まで、約1kmゆっくり歩いて15分ほどです。
さくら草公園バス停:35°50'27.3"N 139°37'05.1"E - Google マップ
サクラソウ自生地を抜けて、県道沿いのスロープを上がり昭和水門の交差点の横断歩道を渡って、鴨川に架かるさくら草橋の手前に浦和駅行きのバス停があります。
バスは約20分間隔で運行されています。
さくら草公園から浦和駅西口までバスで約25分、運賃は240円です。
<7日(日)下見時の観察種>は、
カルガモ、マガモ、コガモ、キジ、ホトトギス、キジバト、オオバン、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、セッカ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、タヒバリ、シメ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジの37種、番外カワラバト、ガビチョウ
でした。
本番では何を観察することが出来ますでしょうか?お楽しみに?
観察会スタート場所の桜区役所から、帰りのさくら草公園バス停まで約7km歩きます。
道路の歩道や公園内の園路など舗装路や砂利道、土手の坂道や草地、田んぼの農道も歩きます。
履きなれたハイキングシューズなどでのご参加をおすすめします。
ホビーズワールドの観察&撮影教室は、鳥を楽しく観察して撮影も楽しむ会です。
無理のない行程を心掛けていますので、初心者の方も、どうぞ安心してご参加ください。
双眼鏡の使い方から鳥の見つけ方などまで、お教えいたします。
鳥の観察メインで写真撮影は撮れる時だけです。カメラをお持ちでなくても大丈夫です。
自分もOM-1で鳥を撮影していますので、まだまだ初心者ですけどアドバイス出来ることがあるかもしれません。
お悩みや設定などお聴きください。
お答えできる範囲でアドバイスさせていただきます。
参加申込みは下記リンク先のホビーズワールドのホームページ
ツアー・観察会のページからお願いいたします。
(お申込み枠の空きが少なくなっております。ご了承ください。)
皆さまのご参加をお待ちしています。
一緒に鳥を見て撮影して、バードウォッチングを楽しみましょう!
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