12月9日(土)迫ちゃんの野鳥観察会@相模川中流 実施レポート
12月9日、神奈川県の相模川中流域で観察会を行いました。
9時に本厚木駅に集合して、バスでスタート地点の酒井運動広場へ移動。
準備中にさっそく頭上をチョウゲンボウが登場!幸先良い出会いとなりました。
挨拶とコース説明を終えて、いよいよコースへ。
まずは堤防上から眼の前の樹木にいるツグミやカワラヒワをスコープを使ってじっくりと観察しました。
ツグミを今季初めて観察される方々も多かったのではないでしょうか。
堤防を降りて直ぐに河岸の草原沿いを流れる小川のそばでアカハラを発見!
アカハラが草陰に入って見え隠れするので、時間をかけて探鳥していると、その間にアオジ、カシラダカ、シメ、カワラヒワ、ウグイス、ベニマシコ声、ツグミ、ジョウビタキ、カワセミを次々と見聞きすることができました。最後は何とイタチまで登場して、最初からいきなりの盛り上がりを見せてくれました。
▲渡辺様撮影 カシラダカ
▲杉様撮影 ジョウビタキ
▲佐藤様撮影 イタチ
スタート直後の充実した探鳥に相模大堰に辿り着くまでに時間がかかってしまったのは嬉しい誤算でしたが、ここではカモ類が歓迎してくれた。
5日前の下見では遠くの対岸にいたアメリカヒドリ。今回は見つかるか?心配しましたがが、何とこちら側におりました。
しかも、トモエガモ雄雌まで、近くにいるではないですか!
太陽光を受けて、光り輝く2種のメタリックな緑色が印象的でした。
また、そばではオカヨシガモ、ヒドリガモ、逆光ではありましたが、名物カワアイサも確認、ここでも充実した探鳥となりました。
▲佐藤様撮影 カモたち
この先からは堤防に上がり、川面を間近で観察するのが難しくなるコース。
そこで上空を飛ぶ猛禽類を意識しました。
猛禽類の探鳥に腕のある方々のアシストもあり、ハイタカ、チョウゲンボウ、ミサゴが何度も登場して、単調になりがちなコースを盛り上げてくれました。
▲スタッフ撮影 ハイタカ
▲渡辺様撮影 チョウゲンボウ
▲佐藤様撮影 ミサゴ
遅めの昼食後は河川敷でのカワセミ同士の微妙な位置取りをアレコレ考えたり、水浴びするタヒバリを観察したりと、まったりした時間となりました。
▲N様撮影 カワセミ(メス)
ゴールを間際にして心残りは当地の名物カワアイサをじっくり間近で観察できていないことでした。
カワアイサを求めてゴール予定地より上流を少し歩きましたが、残念ながら見つからず。
鳥合わせをして、現地解散となりました。
今回は12月とは思えないポカポカ日和の中、下見時より鳥の出が良く、45種類を観察することができました。
また、1羽1羽じっくりと観察することが多く、良かったです。特に後半の猛禽類の観察は、その魅力を伝えるに十分なものでした。
今回はハクバ写真産業株式会社様より、スワロフスキー製の各種双眼鏡やスコープのデモ機のご提供がございました。有難うございました。
最後となりましたが、ご参加された皆様、有難うございました。
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レポート内で紹介しきれなかったお写真はここでご紹介させて頂きます。
▲佐藤様撮影 トカゲをくわえているモズ
▲杉様撮影 トビ
▲N様撮影 ダイサギ、カワウ、ユリカモメの群れ
▲N様撮影 ヘリコプターの近くにハイタカ(ヘリ後方)
Hobby's Worldでは観察会のご予約をお承りしています。
1月以降の日程は
【吉成才丈の鳥撮り&鳥見会】
・1月21日(日)東京港野鳥公園
・2月24日(土)秋ヶ瀬公園
【ロッキー松村の観察&撮影教室】
・1月14日(日)都立水元公園
・2月18日(日)皇居東御苑&皇居外苑お濠
・3月10日(日)国立科学博物館附属自然教育園
詳細やお申込み等は下記のリンクからご確認下さい。
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