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11月12日(日)ロッキー松村の観察&撮影教室 東京港野鳥公園 実施レポート

2023年11月12日に東京港野鳥公園で開催された『ロッキー松村の観察&撮影教室』の様子をご紹介します。

以下ロッキーさんからのレポートです。

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11月12日(日)小雨模様の東京港野鳥公園に於いて観察&撮影教室を行って来ました。

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▲3号観察小屋から

 

野鳥公園入場手続きを終え、西園の自然学習センターの屋根の下で受付をしました。

観察準備を整えて観察&撮影教室を始めました。

雨模様のお天気でしたが、観察場所は屋根の下で濡れずに観察することが出来ました。

前日にO田レンジャーからヨシガモ確認の連絡をいただいていましたので、期待を膨らませて池の水面を探しましたが、残念ながらヨシガモはいませんでした。

右側のヨシにジョウビタキを見つけ観察していると、少し見やすい島の植木に移動しました。ヨシの根元にはアオジの姿も見ることも出来ました。

初めのうちは西淡水池の奥のヨシ際に寝ているマガモだけでしたが、時間が経ち鳥たちに少し動きがあり、右側の木の陰からマガモとハシビロガモが出て来てくれました。

4号観察小屋に移動すると自転車のブレーキの音のような鳴き声が聴こえて、ちらりと青い背中が見えました。残念ながら見える所には止まってくれず他所へ行ってしまったようでした。その後もカワセミの声だけ聴こえて来ました。

パッと見、観察小屋から見える水面に鳥の姿は無いようでした。

 

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▲4号観察小屋から

 

そのうちに目が慣れて来ると、水面にカモが浮いていることに気が付きました。しかもヨシガモのペアでした。

エクリプスの換羽途中のオスと鱗模様が綺麗なメスのペアを、日本のカモ識別図鑑を使い羽衣の違いなど説明しながら全員でじっくりと見ることが出来ました。

オスは識別図鑑のエクリプスの絵と非繁殖期のちょうど中間の羽衣でした。

カモ類は昼間、水面にいることが多いのでじっくりと細かな所まで見ることが出来ます。識別図鑑と見比べながら観察出来ますので分かりやすいと思います。

この写真はスワロATCでスマスコ撮影したものです。スコープがよいとスマスコ写真も見違えますよね。

 

決定版 日本のカモ識別図鑑:日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述

 

スワロフスキー ATC 17-40×56 傾斜型フィールドスコープ

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▲移動途中に見上げれば

 

4号観察小屋からの移動途中でカワウがコロニーからお食事場所に向かう編隊飛行が見られました。

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▲カワウの編隊飛行

 

望遠レンズでは写せませんが、スマホならこんな写真が撮れてしまいます。

最近のスマホはカメラの性能がよいのでかなり良く写ると思います。その場所の環境を映し込んで撮影する時には自分はスマホで撮影しています。動画もおすすめですよ。

 

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▲園路を歩いてゆくと

 

田んぼから自然学習センターに向けて歩いていると向こう側からハクセキレイが近づいて来ました。立ち止まっていると行ったり来たりしながらだんだん近づいて来ました。最後は目の前4mくらいの所まで近づいて来ました。その時にスマホで写した写真です。

Photo_20231118123402

▲ハクセキレイ

 

同じハクセキレイをOM-1で撮るとこんな感じになります。羽に雨粒が光るドアップが撮れました。目の周りに少しだけ黄色みがあり幼さが感じられますね。

OM-1は軽く取り回しが楽なので、低い姿勢でも手持ちで楽に写すことが出来ます。

 

【お取寄せ】OM-1ファーストパッケージ100-400(OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS)

 

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▲スマスコで樹林に止まるノスリ

 

西園からイソシギ橋を渡って東園の東観察広場から淡水池を見ました。

雨が少ないので水位が下がり干潟が多く現れていてカモの姿は少な目でした。

残された水面にはコガモの姿がありました。また観察壁の右側からは奥の方に亜種チュウダイサギの姿を見ることが出来ました。

参加者のO田さんがノスリを見つけられ、スコープでとらえてご参加の皆さまに見ていただきました。一番奥の樹林で距離はありますが、やっぱりスコープはよく見えますね。

 

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▲暖かいネィチャーセンターの中から

 

園路を歩いて予定通り前浜干潟まで移動しようと思っていましたが、寒くなって来たのと時間が押していましたので、ネィチャーセンターの中から潮入りの池の鳥を見ることにしました。

潮入りの池にはカモたちがいっぱいいました。端から順に何がいるか確認しているとレンジャーさんが向かいの樹林にオオタカがいますよ。と教えて下さりオオタカの若い個体を見ることが出来ました。池の上を飛ぶミサゴの姿も見ることが出来ました。

ちょうどハマシギの群れがやって来てアオアシシギとイソシギと3種のシギを見ることが出来ました。

 

少し押してしまいましたが、鳥合わせを行い12時に観察&撮影教室を終了しました。

11月12日東京港野鳥公園観察&撮影教室の観察種は

オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、亜種チュウダイサギ、オオバン、アオアシシギ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、ジョウビタキ、ハクセキレイ、アオジの34種、番外カワラバトでした。

 

雨のせいもあってか小鳥たちに会うことは出来ませんでしたが、ご参加の皆さまとカモ類を、特にヨシガモのエクリプスをじっくりと見ることが出来たことがよかったと思っています。

雨の中ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。

次回は12月17日(日)に井の頭恩賜公園を予定しています。

参加者はまだまだ募集中です。一緒にバードウォッチングを楽しみませんか?

皆さまのご参加をお待ちしています。よろしくお願いいたします。   

ロッキー松村

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ご参加いただいた方からのお写真もご紹介いたします。

小田様撮影

(※観察会後に同施設で撮影されたとのことです。)

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▲カワセミ

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▲イソシギ

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▲オカヨシガモ

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▲ジョウビタキ(メス)

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▲水中を探るハシビロガモたち

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▲カモたちに囲まれるアオアシシギ

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▲コサギ

 

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ホビーズワールドでは、観察会の応募を受け付けております。

参加ご希望の方は下記の観察会ページより、日時や概要をご確認頂いた後に、お申込みフォームより参加申し込みください。

現時点では

・12/9 相模川中流(ご案内:迫哲史)スペシャルバージョン

・12/17 (ご案内:ロッキー松村)

の2つの日程が決定しております。

1月以降の予定も現在計画中!

受付はまだできませんが、カレンダーにチェックしておいてくださいね。

受付ができるようになりましたら、改めてご案内させて頂きます。

1/14(日)水元公園
2/18(日)皇居
3/10(日)自然教育園

皆様のご参加をおまちしております。

 

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