ロッキー松村の「長島充さんの版画作品個展」鑑賞レポート
アート好きなロッキーさん、今度は岩崎ミュージアムギャラリーで長島充さんの版画作品個展を見て来たようですよ。
フットワーク軽く神出鬼没のロッキーさん、次は何処へ行くのかな? 以下ロッキーさんからのレポートです。
自分はJR京浜東北線に乗り、根岸線石川町駅から元町商店街を抜けて外人墓地の坂道を登って岩崎ミュージアムまで、ウインドウショッピングしながら、鳥や花やマンホールなどなど見ながらゆっくり歩いて20分ほどでした。
みなとみらい線(東急東横線直通)の元町・中華街駅からは、もっと近いですよ。
岩崎ミュージアムまでのアクセスは下記岩崎ミュージアムのサイトをご参照ください。
10月12日(木)から岩崎ミュージアムギャラリーで始まっていた大好きな版画家の長島充さんの個展「日本の野鳥in横浜2023」~はじめに観察ありき~に、長島さんが在廊されてらっしゃる21日(土)にやっと出かけ、一堂に展示された作品を見て来ました。
広いギャラリースペースいっぱいに掛けられた、大小さまざまな技法で創られた見事な野鳥版画作品の数々に感動して来ました。
個展タイトルのサブタイトルに、~はじめに観察ありき~とありますが、全ての野鳥版画作品は、長島さんが実際に取材で出かけたフィールドで野鳥を観察し、スケッチされたフィールドノートを元に制作されてらっしゃいます。
ご自分の目で見、感動された気持ちや、心の動きが作品に現れています。
会場内に、版画の技法ごとの道具と原版も展示されています。
同じ原版で刷られた作品も同時に展示されていますので、精緻な線の1本1本が長島さん自ら作られた刀によって原版が削られ、線が掘られています。
原版と作品を見比べてみると、そこに費やされた多くの時間が見えて来ます。
版画の奥深さに圧倒されると思います。
野鳥版画小冊子『長島充 野鳥版画 - はじめに観察ありき -』
会場内では、野鳥版画小冊子が販売されています。
長島さんが在廊されていらっしゃる時には、サインをいただくことが出来ます。
今後の長島充さん在廊日は、10月22日(日)、24日(火)、28日(土)、29日(日)になります。
それぞれの日の午後から、会場内にいらっしゃるとのことでした。
同じ見に行かれるなら長島充さんがいらっしゃる時に行かれ、版画の技法についてや、作品の野鳥との出会いについてなどなどお聴きしてみるとよいと思います。
作品を見た時の感動が、より深まると思います。
長島さんからご許可をいただきましたので、お気に入りの作品を2点だけご紹介させていただきます。
今回新作の雉、1枚の版木から百何十回と絵の具を重ねて刷り上げられた見事な大判作品からは、雄の鳴き声と母衣打ちの空気の振動が伝わって来るようでした。
降る雪の中、桜の枝に止まるハシブトガラス
この、何とも言えない雰囲気と空気感が大好きです。
29日(日)10時~17時まで(入館は16時30分まで)最終日は16時まで
下記サイトをご参照ください。
ギャラリー鑑賞には入館料300円が必要です。
ギャラリー会場内で全体の雰囲気が分かるように、ツーショットいただきました。
83点の大小さまざまな野鳥版画作品が一堂に展示されています。
この他の作品はぜひ会場で、ご自分の目でご覧になってみてください。
きっと作品に心を揺さぶられ、感動されるのではないでしょうか?
会期は残すところあと1週間になりましたが、まだ間に合います。
芸術の秋におすすめの展覧会です。
秋の一日、横浜お散歩をかねて芸術鑑賞もよいかもしれません。
ぜひおでかけくださいませ。
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