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都会の鳥の生態学 ~カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰~ が入荷しました

都会の鳥いわゆる「都市鳥」の生態について紹介されている本「都会の鳥の生態学~カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰~」が入荷しました。

都市鳥と言えばこの方、都市鳥研究会の代表でもあられる唐沢孝一氏による都市鳥解説本の登場です。

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近年新たに都市に進出して注目されているイソヒヨドリをはじめ、古来から人と関わりながら暮らしてきたスズメやツバメの現代の都市での生活の苦労や適応、カラス天国とまで言われた都市鳥の代表ハシブトガラスの現状、カラスの増減の鍵を握るオオタカ等の猛禽類の都市進出、高層ビルで子育てするハヤブサ、コンクリート張りの川で繁殖するカワセミ等々…自然の少ない人工的な環境の都会を舞台に、したたかに生きる都市鳥たちの生態や現状が紹介されています。

小鳥を引き寄せる下水のマンホールの秘密や山手線内で繁殖するフクロウの記録など、バーダーにもあまり知られていないエピソードにも注目です。

身近な鳥、珍しい鳥、意外な鳥たちの知られざる生態を紹介するとともに、人間と鳥たちとの関係の変化も解説、読めば街歩きが楽しくなる一冊です。

分かりやすい文章に加えて16頁にも及ぶカラー口絵はじめ、写真も多数掲載されているので、この一冊で都市鳥のことが大いに理解できるでしょう。
 

【目次】

はじめに

第1章 人と鳥のソーシャルディスタンス
 [1]人類と鳥類の出会い
 [2]イソヒヨドリの都市進出

第2章 ツバメの「栄枯盛衰」
 [1]ツバメの帰還と婚活
 [2]ツバメの子育て
 [3]ツバメの集団ねぐら
 [4]流転するツバメの営巣地

第3章 人類に随伴するスズメ
 [1]都市鳥としてのスズメ
 [2]スズメの食生活を読み解く
 [3]スズメの「近所付き合い」
 [4]スズメのねぐらを探る
 [5]スズメの「お目こぼし繁殖」
 [6]新天地を求めて
 
第4章 水鳥たちの楽園「都市の水域」
 [1]都市の水環境と水鳥
 [2]都市で繁殖する水鳥
 [3]都市をさまようパイオニアバード

第5章 都市生態系の頂点「カラス」
 [1]新たに得られたカラス情報
 [2]カラスの集団ねぐらを読み解く
 [3]カラスの食事と調理を読み解く
 [4]ハシブトガラスとハシボソガラス

第6章 カラスと猛禽
 [1]タカとハヤブサでは大違い
 [2]ハヤブサ目の都市進出
 [3]都会の緑地に進出したタカ
 [4]苦戦する夜の猛禽「フクロウ」
 [5]これからの都市鳥

おわりに

 

都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 1,155円(税込)

 

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