ホビーズで、未経験者や女性にもおススメできるミラーレス一眼を扱い始めました
皆さんも想像つくと思いますが、ホビーズではカメラの相談がとっても多いのです。
それもベテランの方ではなく、その多くが未経験者や女性、高齢の方なんですね。
体力的にも知識的にも「自分には無理だろう」と思われている方は多いのですが、大丈夫です、カメラの性能が向上し、皆さんの要望に近づいてきていますよ。
だから扱い始めたのは、コンパクト軽量がウリのOMシステムのカメラやレンズなんです。
少し前まではデジタル一眼レフカメラを使う方が多かったのですが、今はメーカーの生産もミラーレス一眼にシフトしています。
あっ、そもそも「一眼レフとミラーレス一眼の違いが判らない」という声も聞こえてきますが、そんな方でも大丈夫ですから、どうぞホビーズに相談してくださいね。
簡単にいうと、一眼レフは目を当てて覗くファインダーに双眼鏡のようなレンズを通した画像が見えますが、ミラーレス一眼はカメラに取り込んだ光を信号に変えた画像をファインダー内の小さなモニターに映し出します。
つまり、レンズ内を通る光がカメラ内部のミラーで反射して目で見えるのが一眼レフなのですが、そのカメラ内のミラーがないのがミラーレスカメラなんです。
まあ、そんなことは置いておき、少し前まで手持ち撮影で大人気だったキャノン EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
レンズと、OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISとの比較をご覧ください。
上の白いレンズのシステムがキヤノンで、下の黒いレンズのシステムがOMシステムのものです。
どうですか、明らかにOM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS の方がコンパクトでしょ。
重さ(カメラはボディのみ、レンズは三脚座を含まない)で比較してみると、キャノンの組み合わせが2,390gであるのに対して、OMシステムの組み合わせは1,631gしかありません。
驚きの違いですよね。これなら、大きさや重さで諦めていた方にも使えそうでしょ。
なぜこんなに大きさが違うかというと、第一にカメラのエンジンともいうべきセンサーのサイズが異なります。
EOS 7D Mark IIはAPS-Cサイズ、OM-1はマイクロフォーサーズ規格で、OM-1の方が小さいのです。
一般にセンサーは大きな方がカメラ性能がよいと言われていますが、技術の進歩には驚かされますよ。
だからOM-1のコピーにも「その高画質はセンサーサイズの常識を覆す」などといった言葉も使われています。
もちろん万能ではありませんが、OM-1にはセンサーの大きなフルサイズカメラにはないような機能も満載されており、使いこなせば、大きなカメラを持っている方をも羨ましがらせる画像が撮れたりしますからね。
車に例えると小型車でもいろいろな車があり、スポーティなモデルはキビキビ走ります。
車は乗る方の嗜好や体格などによって選びますが、カメラだって同じだと思いますよ。
ちなみにOM-1はセンサーが小さいので、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISを付けると最大は400mmではなく、800mmの画角で撮ることができます。(難しいことを考えず、焦点距離は倍の画角となると思ってください)
そしてOM-1の組み合わせは、低速シャッターにも強いというのも特徴です。
長いレンズを付けると手振れをしやすいというのは初心者の方でも知っていると思いますが、その手振れがしにくいということは、三脚がない状態で撮る機会が多いということ。
ほら、体力のない方にも、だんだん希望の光が大きくなってきましたよ。
OM-1をおススメする理由は、まだまだあります。
OM-1とおススメするレンズを組み合わせると、なんと防滴・防塵性能が発揮されます。
先日もホビーズスタッフが風の強い海岸に行ったとき、双眼鏡や他のカメラには砂が入って修理が必要となったものの、OM-1の望遠システムだけは無事だったそうです。
厳しい条件で撮影するときもありますからね、これは本当にありがたい機能です。
《ホビーズでおススメするカメラとレンズ》
あれこれあると迷いますから、ホビーズではカメラはOM-1、望遠レンズは3本セレクトしています。
カメラ OM-1 https://www.hobbysworld.com/item/15000001/
次の写真ですが、上から順に以下のレンズを付けた状態です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO は、M.ZUIKO PRO シリーズのフラッグシップモデルで、OMシステムを代表するレンズです。
35mm換算の焦点距離は倍になるので300-800mmの画角で撮影できますが、なんと1.25倍のテレコンバーターが内蔵されています。
つまり、テレコンを使うと、1000mmの画角で撮影できることになります。
このレンズは生産が追い付かないので、ご注文いただいても、早くて夏以降の入荷になると思います。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO も M.ZUIKO PRO シリーズの高品位レンズで、35mm換算の焦点距離は600mmになります。
撮影現場で見かける大砲レンズは600mmが多いですが、こんなにコンパクトで600mmの画角で撮れてしまいます。
画質優先の方にはおススメで、テレコンバーター(1.4倍、2.0倍)の使用にも適しています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS は M.ZUIKO シリーズで、手軽さと使い勝手の良さに定評があります。
価格的な求めやすさはNo.1ですが、ズーム全域で高い描写力を発揮する光学性能と、優れた近接撮影性能もありますので、女性を中心にユーザーは多いですね。
できるだけ軽くてコンパクトで、価格も安い方がよくて...というような方、まずはやってみようという方には最適な1本だと思います。
長くなったので、今日はこの辺でやめますが、各レンズの商品ページには、ホビーズスタッフやホビーズのお客様が撮影したサンプル画像なども掲載しています。
どうぞ、ご覧くださいね。
また今後は、OM-1を使った実地での撮影教室なども企画しようと思っています。
あと、ホビーズでカメラをご購入いただくと、「Hobby’s World流 OM-1での野鳥撮影設定の基本」をプレゼントしちゃいます。
これがあれば、撮影モードの選び方や基本的なカメラ設定の仕方が簡単にわかりますよ。
価格的にも割安感がある、OM-1を使っての野鳥撮影、どうぞ考えてみてくださいね。
フィールドはいい季節ですよ!
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