佐藤宏樹さん写真展「ここに生きる」のご案内(別所秀樹さんレポート)
私は、長年身近な野鳥の撮影を続けているのですが、現在写真展を開催中の佐藤宏樹さんと知り合い、写真展「ここに生きる」について、ホビーズワールドさんのブログでの紹介を代表の吉成さんにお願いしたところ、私自身のレポートとして紹介することを勧められました。そのような経緯で、僭越なのですが報告させていただきます。 別所秀樹
元々、instagramで佐藤さんの生き物を撮影する独自の姿勢に注目していました。
ちょうど、4月にNine Galleryで和田剛一さんの写真展が開催され、私がそのお手伝いをしていたことから、佐藤さんに声を掛けて、写真展でお会いしたのが初対面でした。
その時に、自分でまとめたフォトブックを持参されたのですが、個々の写真の出来映えもさることながら、作品として組み立てられたレベルの高さに驚きました。
22歳の若者にして、すでに作家として成立しているような印象を受けました。和田さんも感心しておられました。
Facebookの写真展案内から、生き物に向き合う本人の生活を紹介すると、小学校の時に、自宅の庭で見つけたメジロの巣に魅せられたことをきっかけに、野生の生き物に興味を持ちました。
現在医学部の4年生で学業をこなすだけでも多忙と思われますが、週末授業が終わると、車に寝袋や機材を詰め込んで山に向かいます。日の出と共に山に入り、陽が落ちるまで歩き回ってもツキノワグマに会えるのはほんの一瞬、会えないことの方が多いとも言います。
そのような生活をしながら撮影を続け、今回、初めての個展「ここに生きる」を開催されました。
出会うことはそれほど多くないけれど、実際には私たちの身近に棲息している関東周辺の野鳥と、ツキノワグマ、カモシカ、イノシシその他の哺乳類の生態が魅力的に描かれています。
生き物好きの方・生き物撮影をしている方は、佐藤さんが描いた生き物の世界の魅力に引き込まれるのではないでしょうか?
是非、足を運ばれることをお勧めします。
Facebookに在廊予定日も記載されています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100074743388565
通学している慈恵医大のサイトの寄稿文に、生き物と向き合う考えと写真が紹介されています。ご覧になると佐藤さんの写真家としての姿勢が理解できると思います。
会場 新宿 北村写真機店
※北村写真機店アクセス
« (愛知県名古屋市)「バードウィーク野鳥写真展43」のご案内 | トップページ | ロッキーさんが5月14日(日)の観察&撮影教室(三番瀬)の下見にいってくれました »
「イベントのお知らせ」カテゴリの記事
- ロッキー松村 葛西臨海公園観察&撮影教室 下見レポート(2023.09.11)
- 「自然の生命を描く12人展」開催のご案内(2023.09.22)
- ロッキー松村の観察&撮影教室 9月23日(土)葛西臨海公園の内容をちらっとご紹介(2023.09.06)
- バードカービング展「内山春雄&鳥刻の会と小学生の鳥たち」 開催!(2023.09.01)
最近のコメント