12/17 ロッキーさんの観察&撮影教室レポート(教室は、しばらくお休みさせていただきます)
17日の観察&撮影教室、スタートからカワセミとゴイサギで盛り上がったようですよ。ロッキーさんから当日のレポートが届きましたので、ご参加の皆さまのお写真とともにご紹介しますね。
以下ロッキーさんからのレポートです。
集合場所のひょうたん池にカワセミとゴイサギが出現して、まさにお祭り状態になりました。
ご参加の皆さま全員で同じ鳥を見て、感動を共有することが出来ました。
井の頭恩賜公園のフレンドリーな鳥たちとの出会いを楽しむ観察&撮影教室になりました。
12月17日(土)井の頭恩賜公園に於いて、ホビーズワールド観察&撮影教室を実施しました。
週間天気予報で雨マークがつき、早朝に家を出る頃には冷たい雨がポツポツと降り、お天気が少し心配でした。
集合場所にご参加の皆さまが集まる頃には雲の切れ間から陽が差して、青空も見え始めていました。
受付をして、観察&撮影教室を始めました。
今回の観察&撮影教室ではハクバ写真産業さまにご協力いただき、スワロフスキー新型ATCコンパクトスコープとスワロフスキー双眼鏡のお試し会を行いました。
受付をすませてスワロの双眼鏡をご参加の皆さまに貸し出した直後、ひょうたん池にカワセミが飛来して目の前に綺麗な姿を見せてくれました。
カワセミ君サービス精神旺盛で、間近に観察しているにも関わらず、すぐ近くで餌取から呑み込むまでを何度も見せてくれました。
さながら写真モデルのように止まり場所も変えてくれて、背景に変化をつけてくれました。
ご参加の皆さま、きっと良い写真が撮れたのではないかと想像しています。
皆さんの後ろから撮ったスマホ写真で、その近さがよく分かると思います。
ほぼ最短合焦距離のカワセミをスワロフスキーで見せていただき、ATCの実力を遺憾なく発揮して、ご参加の皆さまとその明るさ、綺麗さに感動しました。
羽の1枚1枚まではっきり見えると、のぞかれた皆さん驚かれていました。
スワロフスキー ATC 17-40×56 傾斜型フィールドスコープ Hobby's World|野鳥撮影やバードウォッチングの専門店 (hobbysworld.com)
(ご参加の皆さまのカワセミ写真)
魚をくわえた瞬間 岩崎様撮影
カワセミ祭りの興奮冷めやらず、ふと足元を見るとなんと!すぐそこに今度はゴイサギ登場!
水面をじっと見て動かないゴイサギ、最初からそこにいたのに誰も気づきませんでした。
まるで忍者ですね。
見事に化けて見えませんでした。
面白いものですね。
スマホで撮った観察会風景、手前の護岸の脇に佇むゴイサギが分かりますか?
こんなに近い距離でこの人数で見られることはそうは無いと思います。
この距離のゴイサギをスワロフスキーATCで見たら、それは凄いのでした。
雰囲気が伝わるとよいのですが、スマスコ写真をあげてみますね。
スワロフスキーATCの接眼レンズ部分にスマホを押し当て、スマスコに挑戦してみました。
スコープとスマホカメラの光軸を真っ直ぐに合わせないといけません。
手持ちでセンターにとらえるのはかなり難しいです。
それでもATCでとらえたゴイサギのアップが、これだけ写れば十分でしょうか?
本格的にスマスコをやりたいとお考えであれば、専用のアダプターがありますのでおすすめします。
VEO PA-65 スマートフォン用デジスコアダプター(Bluetoothリモコン付) Hobby's World|野鳥撮影やバードウォッチングの専門店 (hobbysworld.com)
スワロフスキー VPA スマートフォンアダプター Hobby's World|野鳥撮影やバードウォッチングの専門店 (hobbysworld.com)
スコープやスマホの機種によって、アダプターが必要だったり使えないものもあります。
詳しくは、ホビーズワールド店頭にてスタッフにご相談ください。
(ご参加の皆さまのゴイサギ写真)
こちらは水鏡の紅葉がきれいなゴイサギ 岩崎様撮影
ご挨拶と自己紹介もしないうちに始まった、カワセミ祭りとゴイサギ祭りでした。
祭りの余韻を感じながら、改めてご挨拶させていただき、先ずは自己紹介から始めました。
バードウォッチング初心者、観察&撮影教室へ初めて参加される方もいらっしゃいましたので、双眼鏡の視度調節と鳥の入れ方など、双眼鏡を実際にのぞきながら皆さんがちゃんと出来るようにご説明してから、井の頭池周りを歩き始めました。
頭の上を何回もワカケホンセイインコがキューイ・キューイと鳴きながら飛び回り、梢に止まる姿も観察出来ました。
数は少なかったのですが、池に浮かぶカモ類とカイツブリもじっくりと観察出来ました。
すでにカップルになっているカモも見られ、カモを見ながら行動観察の面白さなどご説明させていただきました。
雌雄での羽衣の違いなど、カモの繁殖生態も少しだけ説明させていただきました。
生態を知っていると、より面白く行動観察が出来ます。
カモのことやカモ類の識別について、下記の本をおすすめします。
知って楽しいカモ学講座~カモ、ガン、ハクチョウのせかい~ Hobby's World|野鳥撮影やバードウォッチングの専門店 (hobbysworld.com)
決定版 日本のカモ識別図鑑:日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述 Hobby's World|野鳥撮影やバードウォッチングの専門店 (hobbysworld.com)
カワウの巣にヒナも見えて、池周りの樹木を飛び回るカラ類の混群にも出会うことが出来ゆっくり観察することが出来ました。
前半の池周りだけで時間を多く使い、すでに押してしまっていました。
ご参加の皆さまにご都合をお伺いして、小鳥の森に向かいました。
実は、朝一に井の頭公園で長年観察を続けられている高野丈さんから、小鳥の森の観察窓からルリビタキが見られています。と情報を得ていました。
何とか後半の山の鳥ということで、御殿山から雑木林を抜けて玉川上水を渡り小鳥の森の観察窓まで歩きました。
残念ながら青い鳥は見られず、いたのは水浴びをチラリと見せてくれたシロハラと、にぎやかなヒヨドリだけでした。
(ご参加の皆さま鳥写真)
バンのストレッチ 小田様撮影
アメリカザリガニをくわえたキンクロハジロ 小田様撮影
見慣れたカワウもよく見ると美しいですね 小田様撮影
近くのベンチに移動して、お借りしていたスワロフスキーの双眼鏡をお返しして鳥合わせを行い、来月の予定などお話しして終了しました。
<井の頭恩賜公園観察&撮影教室での観察種>
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、バン、オオバン、カワセミ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイスC、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミの23種、
番外カワラバトとワカケホンセイインコでした。
9時~12時10分頃まで 約4,000歩 約2,5m
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
鳥との出会いは一期一会、そのときめきの出会いを皆さまと一緒に楽しみ共有することが出来てとても楽しい観察&撮影教室になったと思います。
またのご参加をお待ちしています。
ハクバ写真産業の田中さま、ご参加の皆さまとスワロフスキーの世界一の見え味を体験することが出来ました。ありがとうございました。お疲れ様でした。
機会がありましたら、またよろしくお願いいたします。
ロッキー松村
==ホビーズワールドからのご案内==
毎回好評を博しているロッキーさんの教室ですが、ロッキーさんの事情により、しばらくお休みさせていただくことになりました。
もちろん再開の予定ですが、具体化した際に、改めてご案内させて頂きます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
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