今年も問い合わせが増えています! 真冬の道東用のおすすめ雲台
最近はビデオ雲台が主流ですが、こうした雲台には粘性のある油やオイルが使用されており、極寒の状況では凍って動かなくなることがあるのです。
だから、シンプルなボール雲台がおススメなのです。
滑らかな動きなど、操作性はビデオ雲台の方がよいので、日本人のバーダーはあまり使わないのですが、極寒の地ではシンプルな構造の雲台の方が安心ですよね。
ボール雲台も進化しており、いろいろなタイプが出ていますが、基本は真ん中のボールを固定すると止まり、解除すると前後左右に自在に動きます。
今回取り上げたのは、今やホビーズでも主流になっているメーカー『レオフォト』の自由雲台なのです。
本体底部には、左右のパンを滑らかに動かせる機構がついています(寒さで機能しないこともあるとは思いますが...)。
それと、真ん中のボールの動き方を制御するトルクダイヤルが付いているので、載せている機材がガタンと倒れることも少ないと思います。
右下の2つあるダイヤルの上がトルク、下が左右のパンのダイヤルです。
長さ70mmのアルカスイス互換プレートも付属しています。
そして本体は430gと軽量なのですが、な、なんと耐荷重は18kgもあるんです。
ホビーズでも人気の小型雲台SVH-501が本体重量540gで耐荷重が3kg、レオフォトのBV-10が本体重量760gで耐荷重が5kgですから、機材を固定するということに関しては、ボール雲台ってすごいんですね。
とはいうものの、動きの滑らかなビデオ雲台に慣れている方には、位置を素早く固定する際など、ボール雲台の使い勝手は決してよいとは言えないかもしれません。
でも、シンプルであるがゆえ厳冬の北海道でも使えるボール雲台は、選択肢の1つになると思います。
薄暗い時間帯の早朝のツルのねぐら撮影、氷上でのワシ撮影など、三脚や雲台の出番は結構あるんですよね。
オーロラ撮影などにも、ボール雲台がよく使われているそうですよ。
販売価格 29,700円(税込)/メーカー希望小売価格 37,400円(税込)
搭載するレンズは、100-400mmズーム、300mm F4クラスでしたら、上記のLH-36がちょうど良いと思います。
より大きなモデルの
LH-40(重量:540g/耐荷重:20kg)
LH-47(重量:625g/耐荷重:22kg)
LH-55(重量:867g/耐荷重:25kg)
などもございます。商品ページは準備しておりませんが、お取り寄せ承りますので、お問合せくださいね。
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