ロッキーさんが、11/20の観察教室・葛西臨海公園の下見に行ってくれました!
本番8日前の11月12日(土)に葛西臨海公園をぐるりと回って、本番当日に予定している探鳥コースを歩きバードウォッチングして来ました。
綺麗な青空に猛禽類が多く飛び、色づいた木々の中、秋の鳥見を楽しんで来ました。
11月20日(日)の観察&撮影教室の集合は、JR京葉線・武蔵野線利用の葛西臨海公園駅西口階段を下りた噴水広場に午前9時です。
*葛西臨海公園駅は普通(各駅停車)のみ停まります。快速は通過してしまいますので、ご注意願います。
*葛西臨海公園には有料駐車場が併設されています。お車でご参加の場合には駐車場にお車を停めて集合場所にお越しください。
20日の探鳥コースをご紹介いたします。
駅前から中央園路を真っ直ぐにサービスセンターまで歩きます。
パークトレイン乗り場脇のナンキンハゼが綺麗に紅葉して実が熟し始めています。
この実を食べに多くの鳥たちが集まるバードレストランになっています。
記事紹介文に使った写真はここで撮影しました。
青空と紅葉と鳥たちをぜひお撮りいただきたいと思っています。
夢中になって木の実を食べるシーンはよいテーマになると思います。
写真をお撮りになられない方は、鳥の種類によって食べるスタイルが違いますので、そのあたりをじっくりと観察していただければと思います。
ナンキンハゼレストランをお楽しみいただいた後は、バーベキュー広場から流れ沿いを芦ヶ池まで歩きます。
あちらこちらの藪からウグイスの笹鳴きが聴こえて来ました。木々の梢にはキジバトや小鳥たちが見られるはずです。
下見の時には姿を見ることは出来ませんでしたが、シロハラやジョウビタキやアオジを聴いています。
ツグミもそろそろ渡って来る頃ですね。
葛西臨海公園西側の荒川河口と西なぎさの間に浮かぶカモ類やカモメなどを観察します。
護岸にはイソシギやイソヒヨドリがいることもあります。
松林と水路を見ながら葛西海浜公園事務所まで歩き、ここでトイレ休憩をとります。
休憩後は、芝生広場と西なぎさ側の水路を見ながら葛西渚橋まで歩き、橋を渡って葛西海浜公園の西なぎさに上陸します。
西なぎさからは、杭の上に止まるユリカモメや海面に浮かぶスズガモやカンムリカイツブリなどを観察します。
葛西海浜公園沖には、スズガモの大きな群れが渡って来ています。
沖に広がる三枚洲干潟には、アサリなどの貝類が豊富で、貝類が大好きなスズガモの大事な餌資源になっています。
東京湾内では近年夏から秋にかけて青潮の発生が多くあり、干潟に住む貝類にも大きな影響を与えているようです。
スズガモの越冬数が減少傾向にあるようです。
また西なぎさでは、ダイシャクシギも越冬しています。
毎シーズンよく観察されていますので、本番当日もきっと見られると思います。
下に大きく曲がった長いくちばしが特徴の大型のシギです。
渚橋を渡って再び葛西臨海公園に戻り、水路や広場にも注目しながら鳥類園を目指します。
水族園の脇を通りしばらくすると上の池が見えて来ます。
上の池は、雨水がたまって出来た淡水池です。
広がるヨシの根元には、コガモなどのカモ類が隠れています。
ヨシ原では、オオジュリンが見られるかもしれません。
現在閉鎖されている鳥類園ウォッチングセンターを回り込んで、上の池をじっくりと観察して、鳥合わせを行いここで終了予定です。
上の池では杭の上に止まるカワウやサギ類、運が良ければクロツラヘラサギが止まっていることもあります。
下見の時には、奥の樹木にオオタカが止まっているのを見ることが出来ました。
下見では青空の良いお天気に、ミサゴ(少なくとも3羽)やトビ、オオタカにチョウゲンボウが飛びました。
本番では、それぞれの飛翔形や翼下面の模様の違いなどにもご注目いただけるとよいと思います。
空バックの飛翔写真も撮れるかもしれませんね。
下見では朝のうち、西の空に少し欠けた十七夜月が残っていました。
トビの群れが西側を帆翔していたので、チャンスがあると読んで、しばらく見ているとうまいこと月の前を飛んでくれました。
駅近くにはごみが捨てられていて、それをチェックするハシブトカラスも見られました。
都市に生きる鳥の生態行動を観察して撮影するのも面白いと思います。
同じハシブトガラスも空バックの紅葉で撮ると、仕草もありますけれど何だか可愛いですよね。
<下見時の観察種>
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ダイシャクシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラS、ジョウビタキS、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジSの35種と番外カワラバトでした。
観察時間 9:00~11:30 7,500歩 4.5km
公園内の舗装された園路と西なぎさの砂浜や草地を歩きます。
多少の坂道と階段があります。
歩きなれたハイキングシューズなどがおすすめです。
20日の本番では、カモの種数が増えて、越冬シギチドリ類や大型ツグミ類の出現にも期待したいと思っています。
参加者は、まだまだ募集中です。
ホビーズワールドのホームページからお申し込みください。
ご参加の皆さまと最高の紅葉の中、バードウォッチングを楽しみたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご参加を検討中の方は、ホビーズワールドツアー・観察会ページをご覧ください。
お申し込みは同ページにある、ホビーズワールド主催観察会/撮影教室お申込みフォームよりお申し込みください。
よろしくお願いいたします。
Hobby's World主催観察会 (hobbysworld.com)
参考サイト
集合場所グーグルマップ:35°38'39.2"N 139°51'41.5"E - Google マップ
都公園協会葛西臨海公園のページ:葛西臨海公園|公園へ行こう! (tokyo-park.or.jp)
葛西臨海公園鳥類園ブログ:葛西臨海公園・鳥類園Ⅱ (exblog.jp)
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