カールツァイスの40mm口径 新型双眼鏡「SFLシリーズ」を覗かせてもらいました!販売価格や特徴を紹介!
見て下さい!女性スタッフの手の中にある双眼鏡を!!
コンパクトな30mm口径だと思うでしょう?
じつは、カールツァイスから今度発売される新型双眼鏡「SFLシリーズ」で、な、なんと40mm口径モデルなんです( ゚Д゚)
このサイズ感で40mm口径とは驚きました。
ひと足早く、覗かせてもらう機会がありましたので、ご紹介します。
SFLシリーズということは、SFシリーズの軽量版?それとも新FLシリーズ?
と混同してしまう名称ですが、実際のところは、
「SmartFocus Lightweight(スマートフォーカス・ライトウェイト)」の意味で、
極限まで軽量コンパクトを追求したモデルなんだそうです。
■堅牢&軽量・コンパクト
マグネシウム合金による次世代のハウジングを採用し、耐久性が高く耐用年数が長い堅牢性を実現。
堅牢性と同時に、軽さもなんと重量は640g(8倍/10倍共通)にまで抑えられています。
42mm口径からレンズ径を2mm短くすることで、レンズ群全体の小型化を実現。これにより、Victory SF 42 モデルに比べ、重量を最大20%、容量を最大13%減らしたそうです。
40mm口径モデルでありながら、Conquest HDシリーズの32mm口径モデル(630g)やVictory SFシリーズの32mm口径モデル(600g)に迫る軽さです!
手で持った感触もとても40mm口径とは思えない小ささ、軽さです。
▲左から、Victory SF 42、SFL 40、Victory SF 32
両側にあるVictory SFシリーズと比較してみるとよく分かりますが、Victory SF 42mm口径モデル(左)よりも明らかに全長が短く、Victory SF 32mm口径モデル(右)とほぼ同じ全長!これはすごいですね。
■SmartFocus(スマートフォーカス)採用
快適な観察は、滑らかなピント合わせが重要ですね。
名前の由来にもなっているスマートフォーカス機構を採用しているだけに、フォーカス操作は快適そのもの。
人差し指を無理に伸ばさなくても、持つと自然とフォーカスノブに指が置かれます。
エルゴノミクスに配慮した作りで、わずか1.4回の回転で、無限にフォーカスすることが可能とのこと。
手袋をしたままでも思い通りの操作ができそうですね。
■ウルトラハイディフィニション(UHD)コンセプト
気になる見え味に関連する光学設計を見て行きましょう…
ED(特殊低分散)レンズ、FF(フィールドフラットナー)レンズなどの高品質なレンズに、最適化された光学設計、T*コーティングなどの様々な特殊コーティングを使用することにより、極めて細部に至るまで高精細に自然そのものの色彩が再現されます。
Ultra-HDコンセプトということで、Conquest HDシリーズに採用されているHDレンズ群を"複数"装備した贅沢仕様です。
SFLという名前ですが、Victory SFに搭載されているFLレンズは採用されていません。
■SFLシリーズのクラス
クラスとしては、最上位モデルの「Victory SFシリーズ」とミドルクラスの「Conquest HDシリーズ」のちょうど中間に位置するモデルです。
最上位 Victory SFシリーズ Ultra-FLコンセプト ※FLレンズ群を"複数"搭載
▼
▼ SFLシリーズ Ultra-HDコンセプト ※HDレンズ群を"複数"搭載
▼
中級機 Conquest HDシリーズ HDコンセプト ※HDレンズ群を搭載
■ケース・キャップ類
ケースは嵩張らなさそうなソフトケース。キャップも本体と一体感のある秀逸なつくりで、使用中にキャップがいつの間にか外れて紛失…というトラブルとは縁が無さそうです。もちろん対物キャップを取り外すこともできます。
■価格
気になるお値段の方は…
価格帯も「Victory SFシリーズ」と「Conquest HDシリーズ」のちょうど中間辺りになります。
SFL 8x40 メーカー希望小売価格:220,000円(税込) ホビーズ特価:198,000円(税込)
SFL 10x40 メーカー希望小売価格:228,800円(税込) ホビーズ特価:205,920円(税込)
現在、商品ページ作成中ですので、商品ページの準備ができ次第、ご予約受付を開始いたします。
■ひとことレビュー
実際に店内から覗いてみると、たしかに大口径40mmの明るさを体感できました。日が暮れた店内から覗いた限りでは、上位機種のVictory SF 32シリーズよりもさらに一段明るく感じ、Victory SF 42シリーズにも迫る明るさでした。
私は普段、野鳥撮影をしているので、機動力の点で32mm口径の双眼鏡を愛用していますが、この双眼鏡を覗いてしまうと「やっぱり大口径のレンズはさすがだなぁ。」と思わずにはいられませんでした。
しかも、機動力の点では、Victory SF 32シリーズと遜色ない軽さとコンパクトさです!
かといって軽量コンパクトを追求した分、像の周辺部が疎かになっていることもなく、周辺部までしっかりと画質を維持していると感じました。
また、対物レンズが大きいからといって、持った時に対物側に不自然にバランスが寄ることもなく、好いバランスでした。
スマートフォーカス機構の滑らかなピントの感触も心地好く、つかんだ瞬間、人差し指が自然とフォーカスノブに配置される感覚は上位機種のVictory SFシリーズ譲りの使用感でした。
■こんな方におすすめです
・暗い林内や薄暮時での観察機会が多い方。
・「双眼鏡はやっぱり40mm口径が欲しいけど、重量も軽くないと困る…」という方。
・最近双眼鏡の値上がりが激し過ぎて、30万円以上のフラグシップ機には手が届かない…という方。
大いに注目すべきモデルとなりそうですね。
発売は7月29日(金)の予定ですが、とんでもなく入荷量が少ないと聞いています(国内への入荷数一桁とか...)。
ホビーズでも1台入るかどうか・・・という感じなので、ご予約いただいて発売日にお届けできる可能性は低いですが、欲しい方はお早めのご予約をオススメいたします。
ご注文をいただいた順に、入荷次第ご発送いたします。
商品ページの公開・ご予約受付開始まで、今しばらくお待ちくださいませm(__)m
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