原田篤さんの個展「イノチノイロカタチ」、上野で8/2まで開催中!
今、上野松坂屋本館7階美術画廊に於いて8月2日(火)16時までの間で、日本ワイルドライフアート協会会員の原田篤さんの個展「イノチノイロカタチ」が開催中です。
生き生きと描かれた野生の命を感じる絵が素敵なおすすめの展覧会です。お時間おありでしたらぜひお出かけください。
日本ワイルドライフアート協会会員で、その作品を協会展や2017年に立ち上げられたアートウイングワークショップ展でいつも拝見させていただいている油絵画家の原田篤さんが、上野松坂屋本館7階美術画廊に於いて個展を開かれています。
会場内に掲示された原田さんからのあいさつ文の中に、野生の命と真剣に向き合い作品にしてきた原田さんの視線を感じました。
生き生きとした野生の命の輝きが絵の中に見事に描かれています。
会場内撮影禁止ですが、作者の原田さんにご許可をいただいたので、好きな作品をいくつかご紹介させていただきます。
絵本作家の大田黒摩利さんの「つばきレストラン」にありますが、春に見たいメジロのシーンが見事に描かれています。お話をお聴きするとやはり椿の花びらに残された小さな足跡をご存じでした。椿の花びらにぶら下がり顔を花粉でよごしたメジロが描かれています。正に春の輝きですね!
丸い画面の中に小鹿が2頭描かれています。葉っぱのふかふかクッションの上で身体を寄せ合い丸くなっています。原田さんの視線が母鹿の愛情たっぷりの視線に重なりとてもやさしくて、丸い絵の形がピッタリはまっています。この世に生を受けた二つの命がそこにあります。小鹿可愛いですよね。
油絵の展示の中に1点だけ白黒のオオタカの素描があります。
振り返った視線の力強さに心惹かれました。
上野といえばやっぱり動物園のパンダでしょうか?御徒町周辺にもパンダのモニュメントがたくさんありました。今回個展は初めての上野松坂屋での開催ということで、パンダの絵をぜひ描いてほしいとリクエストを受けたそうです。
子どもの頃に学級新聞にパンダのイラストを描いて以来ということで、かなり苦心されたそうです。狩野芳崖の悲母観音をオマージュして描かれたとのことでした。
優しい母親の視線を感じますよね。
原田さんは毎日在廊されていらっしゃいます。お出かけの際にはぜひ原田さんにお声がけして、作品についてお話を伺ってみてください。
おすすめの展覧会です。
個展詳細については下記サイトをご参照ください。
松坂屋美術画廊のサイト
原田篤展 −イノチノイロカタチー | 美術画廊 TOPICS | 松坂屋上野店公式 SHOP BLOG (dmdepart.jp)
アクセスについてはグーグルマップ
営業時間などにつては上野松坂屋ホームページ
営業時間 【松坂屋上野店】 (matsuzakaya.co.jp)
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