ロッキーさんの観察&撮影教室 (@都立水元公園)のご報告
ロッキーさんから、1/16(日)に行われた教室(都立水元公園)の報告がありました。以下はロッキーさんからのレポートです。
1月16日(日)に都立水元公園に於いてホビーズワールド観察&撮影教室を行って来ました。
快晴のお天気に恵まれJR金町駅に集合。
バスに乗って水元五丁目バス停で降りて、ゆっくり歩いて約10分でかわせみの里に到着しました。
現地集合の方も合流して手指の消毒をして受付をしました。
初めてご参加の方もいらっしゃいましたので先ずは自己紹介から、観察&撮影教室を楽しく過ごしていただくためにも、ご参加の皆さま同士、顔と名前を覚えることは大切ですよね。
コース概略などをご説明して観察&撮影教室を始めました。
かわせみの池から観察スタート。
池は少し氷っていましたが、水面と小さな島にコガモとカルガモ、枝にはカワセミが止まっていました。
ベテランの常連さんが声に気が付き呼び戻してくださり、葦に止まるベニマシコのメスを見ることが出来ました。
下見では声だけでしたが本番で姿を見せてくれて喜びもひとしおでした。
鳥がいる場所をご説明しましたが、葦の中見事にカモフラージュされた羽衣に見つけることが出来なかった方もいらっしゃったようです。じっとして大きく動かなかったのでよけいに難しかったようです。
出来るかぎり分かりやすく場所の説明をしますが、日本語は難しいと感じる瞬間でもあります。
かわせみの池周りを歩いて一度外に出て、道路向こうの大場川やエンジュの実を食べるオナガを観察して、西エントランスから再び園内へ戻りました。
橋の上からカモを観察し奥に見える閘門橋の話をしました。
カワセミは自転車のブレーキの音のような声で飛び回り、大場川や小合溜のあちらこちらで何回も見ることが出来ました。
鳥の声や、鳥が立てる音に気付くことが鳥を見つけるコツです。とお話しさせていただきました。バードウォッチングの醍醐味ですよね。
小合溜沿いに水鳥を見ながら歩き、豆の鞘をたくさん落としたサイカチの木からは苗圃の中を歩きシロハラやツグミなどを観察し、グリーンプラザでトイレ休憩を取りました。
グリーンプラザから中央広場を横断してせせらぎ広場まで、アトリを期待したのですが残念ながら出ずじまい、そのかわりにカラスの行水を楽しむことが出来ました。
広場には紙飛行機を飛ばすグループや家族連れがいて、芝生の上にはツグミの姿もありませんでした。
鳥がいないなぁとバードサンクチュアリを目指して歩いて行くと広場のはずれの木の下にタヒバリの群れを見つけてじっくりと観察出来ました。
バードサンクチュアリの5番観察窓からはサギ類とカワウのコロニーとノスリを観察、4番観察窓からはルリビタキとカワセミを観察しました。
特にカワセミは目の前の同じ場所に5分以上止まってくれてじっくりと観察することが出来ました。
その後メタセコイヤの森を抜けて記念広場から広い水面に浮かぶカモ類やユリカモメなどを観察しました。
参加者のお一人がなんか緑色のがいると気付かれて、ヒドリガモの中に1羽のアメリカヒドリを見ることが出来ました。
少し時間が押していましたので記念広場で、見た鳥の確認をする鳥合わせを行い、帰りのバス停などご説明して観察&撮影教室を終わりました。
駐車場とバス停に向かって公園内を歩くついでに鳥見を少々、葭原にアカハラとシメを追加することが出来ました。
<水元公園観察&撮影教室観察種>
ヒドリガモ、アメリカヒドリ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、ユリカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、アオジの41種、アフターにアカハラ、シメ、番外カワラバトでした。
ご参加の皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。
至らない点もあったかと思いますが、バードウォッチングをお楽しみいただければ幸いです。またのご参加をお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。
ロッキー松村
今回も色々見られたようで、楽しさが伝わってきますね。
参加された方から写真も届いていますので、併せて紹介しましょうね。
まずは若林様(お子さま)の作品から...。
アオジの全身がバッチリとらえられましたね。
カワセミは近かったみたいですね。
興奮してシャッターを押していたことでしょう。
ハシブトガラスが手すりかフレームにとまったようですね。
次は常連で、ベテランのO田様の作品です。
まずはクイナの仲間3種を見事にゲットしました!
順にオオバン、クイナ、バン(若)です。
小鳥も近かったようですね。
どこでも人懐こいハクセキレイ。
ルリビタキはメスタイプだったようです。
ということで、楽しさ満載のロッキーさんの教室でしたが、このオミクロン感染者数が増加しているため、2月の開催は中止となりました...。
迫ちゃんの観察会も含めて、2月はお休み頂いています。
本当は4月以降の予定も早く出したいのですが、ちょっとタイミングをみて発表させて頂きますね。
皆さまもどうぞ、ご自愛くださ~い。
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