シーズン真っ最中! 厳冬用アイテムを使ってみました。
まずはここ数年の定番、HEAT3 SMART GLOVE(ヒート3 スマート グローブ)
今回は手持ち撮影が多かったため、左手は指を出す機会が少なかったですが、手の甲側にカイロを入れてカバーをすると快適でしたね。
(この手袋は現在、インポートフェアで10%オフで提供中です。在庫限りなので、サイズが合えばお得です!)
そしてこの手袋と相性がよかったのが、エツミ プロフェッショナルプロテクターカバー E-6687.
このカメラカバーはカメラの防寒用なのですが、右手でカメラを操作できるよう、右手をカバー内に入れられるような構造になっています。
つまり、カメラの防寒=右手の防寒...。
そう、氷点下18度の厳しい条件下でも、右手は薄いニットの手袋で済んじゃったんです。
操作性も確保できましたし、これは助かりましたよ。カバー内にカイロを張ったりすると、さらに効果的かもしれません。
左手はレンズを支えるだけなので、HEAT3 SMART GLOVE(ヒート3 スマート グローブ) のカバーをした状態なので寒さ知らずだし。
また、エツミ プロフェッショナルプロテクターカバー E-6687 のすぐれている点は、透明なカバー部の外側からファインダーが覗けることにあります。
まずファインダーのアイカップ(目当てゴム)を外し、ファインダー部の上にカバーを重ねた状態でアイカップを取り付けるだけですから、簡単に取り付けられますよ。
そしてもうひとつ嬉しい機能が、レンズカバーが内蔵されていること。
今回は雪も降らず風も穏やかだったのでカバーは使用しませんでしたが、雪が降る状況やクルーズ船でしぶきの心配がある時には、ぜひ利用したいですね。
レンズカバーは、ソニーの200-600でも少し長いくらいですから、固定用のゴムなどをお持ちいただくとよいと思います。
先の写真では、白い輪ゴムで固定しています。
また今回は実験的に、氷点下でスリック 小型ジンバル雲台 テレマスター800 を使ってみましたが、動きは通常の30~40%といったところ。
この雲台も、滑らかにパンするようにグリスが使われていると思いますが、短時間の使用でも動きは鈍くなりますね。
チルト(前後・上下)に至っては、固定ダイヤルの動きも鈍く完全にレンズを止められない場面もありました。
レオフォトのBV-10クラスのビデオ雲台をお持ちの方もいましたが、やはり動きは30%程度でしたね。
短時間の使用でこれですから、やはり極寒の地では、オイルやグリスを使うフルードタイプの雲台はやめた方がよさそうです。
一方、気温に関係ないボール雲台は強かったです。
厳しい寒さの中でも安心して使うなら、耐荷重も大きくコンパクトなボール雲台はよいですね。(システムが大きくなってもよければ、ザハトラー雲台が無敵ですが...)
肩から掛けられる程度の撮影システムなら、レオフォト自由雲台 LH-36+QP-70 あたりの選択でよいと思います。
重量430gで、耐荷重は18kgもあります。
そして最後に、ホビーズでは扱ってないアイテムも紹介しましょう。
私が愛用しているのは、熱が伝わりにくく超軽量で脱ぎ履きも楽な発泡ゴムの長靴なんですが、裏地にボアもついています。
長さもあるので少しくらいの積雪でも平気ですし、中にカイロを入れたら、マイナス18度でも足は冷たくなりませんでした。
とにかく軽いので、ホームセンターなどで試してみて下さいね。
また、使い捨てカイロですが、温度が高いタイプのものもあります。
今回はこのシリーズを使いましたが、冬の北海道には欠かせない相棒となっています。
ちょっと気が早いですが、今年は行かれなくても、来年に向けて準備しましょう!
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