国立科学博物館企画展「発見!日本の生物多様性 ~標本から読み解く、未来への光~」
テーマ通り、標本からわかることをテーマに展示されているようですが、先日も紹介した山階鳥類研究所発行の「山階鳥研ニュース」を見ると、同研究所からは聟島産のメグロや南硫黄島産のマミジロクイナ、北硫黄島産のシマハヤブサの標本などが出展されているそうです。
現在は母島列島のみに生息するメグロですが、かつては他の島々にもいたんですね。
小笠原ファンにとっては興味津々の展示なのですが、絶滅した個体群が遺伝的にどう違っているのかも展示されているのでしょうか?
そしてシマハヤブサ...。
『改訂レッドリスト付属説明資料』(環境省,平成22年)を見ると、「シマハヤブサは硫黄列島北硫黄島に留鳥として生息するものの、生息の実態は分かっておらず、すでに絶滅している可能がある」とされています。
小笠原は大好きで30数回訪ねていますが、ハヤブサはたまに見かけます。
もしかしたら...と期待しますが、そもそも、シマハヤブサ自体をよく知らないんですよね。
他にも興味深い展示があるようですから、これはやはり、国立博物館に行かないといけませんね。
博物館はホビーズも近いですから、ホビーズとセットでお出かけくださいね。
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日時:2021年12月14日(火)~2022年2月27日(日)、9時~17時
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
休館日:月曜日
※ただし、1月3日(月)・10日(月・祝)は開館
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博物館の入館は予約制のようですから、博物館のwebサイトをご確認のうえ、お出かけください。
企画展「発見!日本の生物多様性 ~標本から読み解く、未来への光~」
入館予約について<https://www.kahaku.go.jp/news/2020/reservation/>
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