伊良湖のタカ渡り観察に行ってきました!(其の弐)
「BIRDER」2021年9月号にも書かせて頂きましたが、伊良湖周辺の楽しさは、タカ渡り観察だけではありません。
伊良湖周辺というより、愛知県は水辺の環境がすばらしく、各地でシギ・チドリ類、カモ類、サギ類などが楽しめるのです。
まずは、ウミネコとのイス取りゲームに忙しかったオオアジサシ。
もっと激しいバトルを狙いましたが、ウミネコがどのオオアジサシを狙うか分からないので、たいしたカットは撮れませんでした。
そして、ボートに乗った釣り人とトビが相次いで接近すると、一斉に飛び立って乱舞。
でも、すぐに沖に行ってしまいました...。
伊良湖のタカ渡り観察で一番個体数が多い小鳥は、なんといってもヒヨドリです。
今回は数羽から200羽程度の群れが頻繁に渡っていきましたが、1,000羽を超える大きな群れも観察できました。
あまり人気のないヒヨドリですが、これだけいると壮観です。
下の写真のときには、写真のような群れが天の川のように続きました。
恋路ヶ浜の駐車場では、海辺の草地でノビタキやホオジロを発見。
ホオジロはまだ囀っており、人が行き来する通路間近までやってきました。
こんな感じでアリスイが見られることもあるので、この駐車場でのタカ渡り観察もやめられないですね。
シギチも少ない印象でしたが、アカアシシギやアオアシシギ、キアシシギ、オオソリハシシギ、セイタカシギ、ハマシギ、トウネン、ソリハシシギ、キョウジョシギ、クサシギ、タシギなどが見られました。
最初の写真はダイゼンとハマシギ、次の写真はクサシギです。
ムクドリだと思って油断しているいると、コムクドリが混じっていることも多いですよ。
一緒にいれば大きさの違いでも分かりやすいですが、コムクだけの群れが飛んでいることもあるので、翼上面の模様などを覚えておきましょう。
ということで、今年も楽しめさせて頂きました。
あっ、こんな差し入れも頂きました!
一緒に行った女性陣に大好評で、皆さん、帰りにスーパーで買って帰りましたよ (≧▽≦)
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