薮内正幸美術館 2021年度後期企画展示は「日本の哺乳類 〜海編〜」
日本を代表する動物画家の薮内正幸さんの美術館では、年に2回の企画展示を行っています。2021年度後期(現在展示中)の企画展示は、「日本の哺乳類 〜海編〜」。
薮内さんって誰? どんな作品を描くの? と思われた方もいらっしゃるかと思います。
いえいえ、そんな方も、きっとどこかで薮内さんの作品に出合っているはずです。
ためしに、薮内正幸美術館のwebサイトをご覧になってみてください。
絵本をはじめ、書籍もたくさん出版されているし、いろいろなところでイラストが採用されたりもしていますからね。
皆さんが意識していなくても、必ずどこかで薮内さんの作品に出会っているはずなんです。
もちろん、ホビーズワールドにも薮内さんのイラストが描かれているアイテムもありますよ。
薮内さんの作品や足跡はwebサイトでじっくりご覧いただくとして、今日は、企画展示のご紹介をさせて頂きましょう。
現在の企画展示は「日本の哺乳類 〜海編〜」 で、イルカやクジラ、ラッコなどの日本の海に生息する哺乳類がテーマ。
海にでかける機会の少ない方には馴染みが薄いいきものかもしれませんが、美術館webサイトの以下メッセージをみると、海に生息する哺乳類も我々の生活と密接にかかわっていることがわかります。
=以下は、薮内正幸美術館の当企画展に対するメッセージの抜粋=
彼らとは生活環境の違いから日常生活において出会うことはまずありませんが、近年は海洋汚染等により急速に生息数を減らしている「仲間」もいます。彼らの生活する海は広いといっても、ヒトの排出した汚染物質を浄化はしません。一時的に薄まるだけです。家庭用排水やマイクロプラスチック等、一人一人が意識するだけで防げる、できることはあると思います。そんな思いを、海の無い山梨県からも発信できればと思います。
芸術の秋です。
薮内さんの素晴らしい作品を鑑賞しながら、海に暮らす哺乳類に思いを馳せてみませんか。
美術館は、山梨県北杜市の白州にありますので、小淵沢や八ヶ岳周辺で鳥見も楽しめそうですね。
今の時期ですと、白樺峠のタカの渡りを見に行く途中で寄れるでしょうか。
また、全国で薮内さんの原画展なども行われているようです。
運がよければ、皆さんがお住まいの地域でも...
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