ホビーズの近隣で老舗を訪ねる③ 〈稲荷寿司を食す〉
ホビーズの周辺には老舗が多数ありますが、稲荷寿司やかんぴょうの海苔巻きで有名な神田志乃多寿司本店もそのひとつです。
ビル自体は新しいですが、明治35年(1902年)創業というのですから、すでに120年近く営業を続けていることになります。
また、志乃多寿司のwebサイトを見ると、安藤広重の「浄る理町繁花の図」に、味付けされた油揚げに、味付けした豆腐殻を入れたものが「志の多巻」として売られているところが描かれているとあり、どうやらこれが稲荷寿司の元祖のようです。
もしかしたら、志乃多寿司が稲荷寿司の元祖だったのかもしれませんね。
この日は、のり巻きと稲荷寿司の詰め合わせ9個入(950円+税)を購入し、ホビーズに持ち帰り。
まずはパッケージ。洋画家・鈴木信太郎の包装紙にも、老舗のこだわりが感じられます。右側はパンフレットです。
そして、包装紙を開けて2度目のビックリ。
折詰の蓋には、長年「週刊新潮」の表紙を描いてきた谷内六郎のイラストが描かれているのです。
このセンスとこだわりで、食べる前から幸福感が満ち溢れてくるでしょ!
肝心の中身も紹介すると...。
120年近くも続いているんですからね、もちろん、どれもうまいです!
以前、「アド街」に登場したとき、この”かんぴょう”か”あげ”のどちらかを、1日2000個分を調理すると話していましたね。
ものすごく大きな釜を使い、大汗をかきながらの重労働なんだそうです。
ここ本店では、地下に客席も設けられているそうなので、どうぞご利用してみて下さいね。
もちろん、お土産の折詰もお忘れなく!
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神田志乃多寿司 本店
http://www.kanda-shinodasushi.co.jp/frame.htm
千代田区神田淡路町2-2
定休日:火曜日
営業時間(平日)午前7時30分~午後6時、(土・日・祝祭日)午前7時30分~午後5時
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