初心者予習講座② 冬の河口で見られそうな鳥を事前にチェック
まず河川では、カモの仲間(カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ホシハジロ...)やオオバン、カンムリカイツブリ、カワウなど。
岸辺ではダイサギやコサギ、アオサギなども探します。
干潟が出るようなところがあれば、セイタカシギやイソシギなどがいるかもしれませんね。
そしてヨシ原では、オオジュリンやアオジ、カシラダカ、セッカ、ウグイス、シジュウカラなども要チェック。
実はヨシ原を利用する種は多く、メジロやモズ、ヒヨドリなどがいたりもします。
あまり鳴かないので目立ちませんが、セッカは留鳥で、一年中ここのヨシ原にいるんです。
ヨシ原の鳥は声が頼りの場合が多いので、地鳴きをしっかり覚えてみましょうね。
アオジもカシラダカも文字にすると「チッ」ですが、アオジの方が強く、カシラダカはやや弱くてかすれるような声の印象です。
こうして比較することで、互いの特徴がより鮮明になりますよ。
ここでも役立つのは、「声が聞こえる!ペン」&「声が聞こえる!野鳥図鑑 増補改訂2版」セットや日本野鳥の会 CD鳴き声ガイド 日本の野鳥 などです。
そしてグランドには、ツグミやハクセキレイ、タヒバリ、ヒバリなどが降りているはず。
これらの種も声を覚えればすぐに識別できますし、名前が似ているタヒバリやヒバリはプロポーションでもわかります。
そう、やはり識別は比較が大事なんです。
次の写真を見ると、タヒバリがセキレイの仲間だと想像できるのではないでしょうか。
ヨシ原が広ければチュウヒがいるかもしれませんし、チョウゲンボウやハヤブサ、ミサゴ、オオタカなどに出会うことができるかもしれませんね。
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