初心者予習講座① 冬の皇居で見られそうな鳥を事前にチェック

店頭でバードウォッチング初心者の方とお話しをする機会が多いのですが、「個人で行ってもあまり鳥が見つからない...」と仰る方が多いと感じます。

ならば、シーンごとに見られそうな鳥を紹介しましょう。まずは冬の皇居から...。

まずは皇居のお濠を見ると、カモの仲間（ヨシガモ、オカヨシガモ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、コガモ..）やオオバン、カイツブリ、カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギなどがいます。

とくにヨシガモのオスはきれいですよ。ヨシガモのヨシは、容姿ヨシのヨシなんだそうです。

オカヨシガモもシックで素敵です。

そして林や草地では、コゲラ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、カワラヒワ、アオジ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ムクドリあたりを探します。

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あたりで、しっかりと鳴声を予習しておくと、より楽しめますよ。

鳴声は「囀り」ではなく、「地鳴き」という短い声の方を覚えましょう。

花が咲くと、メジロは賑やかになります。

ヤマガラはシジュウカラなどと混群をつくって一緒にいることが多いです。

そして上空では、ハイタカやオオタカ、ノスリ、ハヤブサあたりの猛禽類をチェックします。

そうそう、ヒメアマツバメが飛ぶこともありますよ。

精悍なオオタカはカモも捕ります。

一回り小さなハイタカは、小鳥狙い。

そうそう、お濠や池では、カワセミもまめにチェックしましょうね！

そして皇居探鳥の終わりには、ぜひホビーズワールドにお越しください。

その日わからなかった鳥や便利な図鑑など、皆さんの疑問にお答えします。

初心者予習講座第２回目は、多摩川下流あたりの河川敷を想定してやってみましょうね。