Go To で探鳥再開? 小笠原の状況について
秋の渡り鳥の便りも聞こえてくるこの頃、少しずつですが、探鳥に出かけられたお話も聞かれるようになりました。「Go To トラベルキャンペーン」も東京が対象になることが決まったようですから、東京都の小笠原の状況を簡単に紹介します。
実は、現地の宿泊先などとやり取りして状況を聞いたうえで、9/1~6の日程で、少人数で小笠原に行ってきました。
小笠原に行くには ”おがさわら丸”に乗船しますが、8月中は出航日にPCR検査(任意・無料)を実施していました。
そして9月の出航便からは、前日や前々日までPCR検査(任意・無料)を行い、前日の夜までには結果がでるようになりました。
当日朝の検査なら少し早めにターミナルに到着すればよいのですが、結果が分かるのは出航後で、仮に陽性が判明した場合には、航海途中で別室に移ることになります。
また、前日までに検査を済ますと出航時には結果が分かっているのですが、自分で採取した検体(唾液)を前日か前々日にターミナルに持参しなくてはなりません。
そうしたこともあり、我々が乗船した船の検査受診率は60%少々(当日検査の前便は90%以上)だったとか...。
現地でいろいろ聞いたところ、このPCR検査もまだ試行錯誤状態で、もっと気軽に来島できるよう、さらなる改善を求める声がでているそうです。
PCR検査は偽陰性の可能性があると言われていますから、陰性判定が出ても油断することなく、感染予防につとめないといけませんね。
船の定員は船室のクラスによって異なりますが、おおまかに乗船定員を半分くらいに調整し、船内は抗ウイルス・抗菌処理加工も施されていました。
レストランの座席数も間引かれ、乗船者も船内ではマスクを完全着用(風通しの良いデッキでは、状況に応じた対応)。
現地の宿でも飲食店でも、手指の消毒や飲食時以外のマスク着用は求められ、混乱もなく、観光客の方も整然と協力していました。
また飲食店によっては、島に14日間滞在していない方の入店をお断りしたり、グループごとに席を離したりといった対応をする店もありました。
ということで、予想以上に来訪者も冷静に協力しており、我々が見た範囲では混乱もなく、皆で感染予防につとめていた印象を受けました。
「Go To トラベルキャンペーン」拡大で遠出探鳥にでかける機会も増えそうですが、習慣化した手指の消毒や密閉空間でのマスク着用など、我々にできることはしたうえで、少しずつ日常を取り戻したいですね。
あっ、「Go To ホビーズ」も、お忘れなく!
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