スワロフスキー新型双眼鏡 <NL PURE> インプレッション③ 「特徴的な部位や付属品」
普通は、ピンとリング前後の中心軸や右側鏡筒の接眼レンズ近くに調整ダイヤルがあることが多いですが、NL PURE はピントリング手前に調整レバーがあります。
位置も分かりやすいし、操作性もよかったです。
次はストラップですが、まずは憧れのロゴから。
首にかけてしまうと自分では見えませんが、憧れの機種をがんばって購入したという満足感が得られますよね。
でもこのストラップ、機能的でもあるのです。
それは長さの調整機能。
左右にある丸い部分、スワロのマークに目が行きがちですが、ここにストラップの長さを調整する機能があります。
そう、アーチ状のレバーを上げればストラップを伸縮させることができ、元の位置に戻せば、適当な位置でロックできるのです。
これなら複数の人で使うときにも、簡単に長さを調整できますね。
それにしても、このマークがカッコいい...。
そして最後は、(意外なことに?)収納ケースなんです。
当然といえば当然なのですが、高級な双眼鏡になると、ケースも大きく立派になる傾向があります。
でもね、あまりに大きく立派だと嵩張り、ザックのなかで余計なスペースをとったりします。
また双眼鏡使用時には使い道がなく、カラのケースをただ持ち運ぶことに...。
ところが NL PURE に付属する収納ケースは、ショルダーバッグに丁度良いサイズなのです。
つまり、ケースから出して双眼鏡を使用している時には、スマホや財布を入れて、ショルダーバッグとして使うことも出来るのです。
まずは、双眼鏡が入っている状態。
双眼鏡使用時にスマホや財布を入れた状態。
そして、ショルダーバッグとして肩にかけた状態です。
男女兼用も問題ないデザインですね。
実は、調査スタッフや鳥仲間と車で鳥見に行く機会が多いのですが、休憩に止まるたび、荷室をあけてザックから財布を取り出す方が何人もいて、貴重品は身に着けておいた方がいいのでは...と常々感じていたのです。
さきほど触れたように、双眼鏡使用時には不要となるケースですが、こんな使い方もできるのは嬉しいですね。
写真をご覧いただければわかると思いますが、この付属ケースは単にケースにストラップが付いているのではなく、きちんとショルダーで使用することを前提にデザインされています。
スワロフスキーを連想させるイラストもありますし、ザックの中だけでなく、そのままの状態で肩に掛けることも想定しているなんで、さすがですね。
ということで、簡単なインプレッションでしたが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
発売は9月予定とのことですが、当初は42mm口径のみで、8倍、10倍、12倍の3機種があるようです。
日本では需要も多い、30mm口径の登場もあるのでしょうかね?
いろいろと状況が分かり次第、またご案内させて頂きま~す。
スワロフスキー新型双眼鏡 <NL PURE> インプレッション① 「そのデザインとツァイスSFとの違い」
http://hobbysworld.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-92723b.html
スワロフスキー新型双眼鏡 <NL PURE> インプレッション② 「スワロフスキー EL との違い」
http://hobbysworld.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-60c1ef.html
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