<スワロフスキー単眼鏡 dG8×25> フィールドレポート
あれ、「dGってなんだったけ??」という方は、まずは前回のブログからご覧くださいね。
http://hobbysworld.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-0a1d9c.html
このdGは、見て・撮って・写真を共有して・識別する マルチ機能の単眼鏡ですが、皆さんが一番気になるのは、きっと撮影のことですよね。
ということで、ほんのちょっとだけ撮影してみました。
まずは画像から...。
オリジナルの画角と、トリミングした画角を続けて紹介します。
なお、ウミネコとスズメは、PCで少し露出補正をしています。
まずはウミネコから。ちょっと逆光でした。
スズメは目の前にとまりました。これで3mちょっとくらいの距離でしょうか。
ハシビロガモも半逆光です。
ドバトは背景が明るい水面で、個体自体に日が当たってない状態です。
① オートフォーカスはあるのか?
残念ながら、マニュアルでフォーカスを合わせます。
フォーカス自体は皆さんも双眼鏡で合わせていますから、それほどは難しくはないです。
ただし、片手での作業は難しく、私は左手の親指と人差し指でフォーカスリングを動かし、右手の人差し指でシャッター(リリースボタン)を押していました。
② 防振機能はあるのか?
残念ながら、防振機能はありません。本体を両手でしっかり持ち、しずかにシャッターを押しましょう。
③ カメラ設定は?
dG本体にあるボタンはシャッター(リリースボタン)のみ。面倒な設定はなく、ピントを合わせてシャッターを押すだけです。
④ その他気になったところ
シャッターを押してから、スマホに画像が転送されるまでのタイムラグが結構気になります。
<結論>
とうことで、野鳥を撮影することだけ考えれば、普通のバーダーやカメラマンが使っているカメラの方が優秀です。
ただし、dGの魅力は撮影だけではなく、画像を共有できるというのは面白いポイントです。
たとえば、誰か一人がdGを使っており、他の仲間(一度に最大で5名)がdGアプリをスマホに入れていたとします。
すると、dGを手にしていない仲間の人も自分のタイミングで、スマホ側の操作で撮影ができてしまうんです。
写真に対する考え方は人それぞれですから、仲間で楽しむツールの1つとしてとらえるなら、dGは面白い使い方ができそうですよね。
別なアプリを使い、写真で種の識別もできますし、その場でSNSに投稿もできちゃいます。
ホビーズでは<お取り寄せ対応>ですので、店頭ではお試しいただけませんが、ロッキーさんの撮影教室や観察会など、皆さんにお試し頂ける機会を設けたいと思います。
現在は外出自粛の状態ですし、実現には少し時間がかかると思いますが、どうぞ、楽しみにお待ち下さいね。
<スワロフスキー単眼鏡 dG8×25> 販売価格 267,300円(税込)
https://www.hobbysworld.com/item/10730249/
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