よっしーの<極寒の道東鳥見旅レポート> その3
昨日は温泉で静養し、睡眠もたっぷりとっての3日目です。
まず中標津から向かったのは、白鳥台(道の駅おだいとう)。午後は落石クルーズなので、距離優先なら内陸を移動するのですが、白鳥台周辺の草地はユキホオジロやツメナガホオジロのポイントなのです。
道の駅おだいとう(http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3099/ )に駐車し、見下ろすように海岸線周辺の雪原を見ていると、誰かがハギマシコの群れを見つけました。
色が黒っぽいので遠くからでもハギマシコだろうと分かるのですが、実際はスコープの距離で、全員集合して観察していると、白い小鳥の集団が飛来...。
かなり遠くで写真も撮れませんでしたが、ユキホオジロ約50羽の群れでした。
晴天下の順光での観察だったため、雪原で採餌し、時折飛び立っては近くに降りる姿は、本当にきれいでした。
中には初ユキホオジロという方もおり、結構な時間、皆で見とれてしまいました。
昨日はユキホオジロが見られなかったので、回り道して来たかいがありましたね!
さて、白鳥台の次は、落石に向かいました。
予約していた午後のクルーズは12時30分の出港なので、港には12時少し前に到着しました。
この日の船は予定通りでたのですが、北風が強く気温もマイナス10度ちかく...•ू(༎ຶ༎ຶ`•ू)
カッパにかかるしぶきが簡単に凍るのを初めてみました。本当に寒く、まるで真冬の滝行のようでした。
肝心の鳥といえばですね、ケイマフリやウミバトは結構な数が見られました。
船は揺れるは寒いはで、満足のいく写真は撮れませんでしたね。
そして下船後には、乗船前に見たケアシノスリを求め、港に面する岩棚周辺を探索。
すると...、いましたいました。
あまり近くありませんでしたが、バッチリ観察できました。
ケアシノスリ観察後は、ちょっと寄り道をして、早めの夕食を食べて帰ることになりました。
すると、車の前を1羽の小鳥が横切りました。
端に寄せてチェックしてみると...、あららっ、シマエナガでした!
「これはチャンス」と撮影を試みまたところ、まんまるのシマエナガをゲットできました。
ラッキーだったと皆で喜び移動しようとすると、すぐ近くに別の鳥が...。
写真は撮れませんでしたが、そこにはなんと、ベニヒワが2羽いました。
そしてさらに車を走らせていると、車内後方から「ハギマシコ!!」という叫び声。
後方の安全を確認して車を寄せてみると、道路際の法面の草地で、ハギマシコ20羽ほどが無心で採餌していました。
すでに薄暗い時間帯でしたが、この日も最後に楽しませてもらいました。
本日の宿泊は根室市内の民宿たかの(http://www.minsyuku-takano.com/index.html )ですが、現在は夕食は提供されていないため、投宿前に回転ずしの花まるにて夕食を済ませました。
投宿後には、いつものように銭湯に行ってきました。
冷え切った体を温めるには、家庭用の小さな湯舟ではなく、やはり銭湯の大きな湯舟がいいですね~。
今回、久々に民宿たかのに泊まってびっくり。
なんと、トイレにウォシュレットがついていました!
ご存知とは思いますが、この民宿たかの(http://www.minsyuku-takano.com/index.html )のオーナーは、落石クルーズの海鳥ガイドもやっています。
落石クルーズに乗る方、また周辺の鳥の状況を知りたい方には、とても便利な宿だと思いますよ!
よっしーの<極寒の道東鳥見旅レポート> その4に続く
よっしーの<極寒の道東鳥見旅レポート> その1
よっしーの<極寒の道東鳥見旅レポート> その2
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