「野鳥観る撮るハンドブック(東京新聞刊)」が入荷しました
東京新聞読者のバーダーにとっては"待望の"といっても良いかもしれません。
東京新聞で23年目という連載「探鳥」を担当している堀内洋助カメラマンの著書「野鳥観る撮るハンドブック」が入荷しました。
通常の野鳥撮影指南本と違って「"観る"撮る」と観察の重要性を大きく打ち出しているタイトルにも好感が持てます。
中をのぞいてみると・・・
観察撮影テクニック20考の項では、「野鳥は風上に飛び立つ」、「露出モードは絞り優先オート」といった押さえておきたいポイント20項目が解説されています。
写真上のページの「野鳥撮影に費やす80%は観察だ」には大いに同意したいところです。
野鳥50種をピックアップして、観察・撮影のポイント、撮影時のエピソード、さらには環境、特徴、声などの図鑑的な要素も紹介されています。
野鳥を撮影するにはどんな機材が必要なの?という方のために、野鳥撮影に適したレンズ、カメラ、三脚雲台なども解説されています。
堀内さんの著書には、他にも「再生の原風景 渡良瀬遊水池と足尾(東京新聞刊)」があります。
この本は関東のバーダーにはお馴染みの渡良瀬遊水池風景や生き物の息吹を季節ごとに追った写真集です。足尾銅山関連の悲しい歴史も学ぶことができます。
もちろんコミミズクやハイイロチュウヒなどの鳥たちも登場しますので、併せてチェックしてみてくださいね。
・「野鳥観る撮るハンドブック」 ¥1,430(税込)
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