最近のコメント

最近のトラックバック

« 西三河野鳥の会研究年報 VOL.22(2019) 発行のお知らせ | トップページ | 今年も大好評の「お年玉セール」 あと僅かです! »

2020年1月19日「ホビーズ観察&撮影教室」で明治神宮に行ってきました!byわかば

月イチで開催している「ホビーズ観察&撮影教室」ですが、今月はちゃっかり初詣もかねて明治神宮へ出かけてきました。ホビーズスタッフのわかばも同僚が協力してくれてお休みが取れたので、参加してきましたよ!

せっかくホビーズ店舗スタッフが一緒に出掛けましたので、当日の様子を参加者さんからご提供いただいた野鳥写真とともにお伝えいたしますね。

Photo_20200123172801講師 ロッキー松村さん撮影 ヤマガラ

まずは、明治神宮の入り口すぐ前「神宮橋」に9:00に集合していただき、保険用の参加者名簿にご記入いただきます。

全員分が揃ったところで講師のロッキー松村さんから地図と今日の予定を簡単にご説明。印象的だったのが、「私も一生懸命鳥を探しますが、目が多いほうが出会いも増えますので、参加者の皆さんも積極的に鳥を探してくださいね。」という言葉。

私も「よーし、たくさん鳥を見つけるゾ!」と気合が入ります。

では早速鳥見スタートです!鳥居をくぐる前からたくさん鳥を見つける皆さん。

Meizizinnguu_1

最初に初心者の方には双眼鏡の使い方もレクチャーします。ホビーズの観察会には初めて双眼鏡を使う初心者さんから日本全国鳥見に出かけるベテランバーダーまで幅広い経験値の方々が参加しています。

上だけでなく、足元にもご注目ください。一部で”駐車場のアイドル”と呼ばれるハクセキレイが朝日を浴びながらてくてく餌探し。

Hakusekirei露出調整が間に合っていませんが(笑)いういった”基本種”や”普通種”と呼ばれる身近な鳥もしっかりと観察します。

明治神宮のなかは大都会渋谷区だというのに、なんだか神聖な空気が流れています。私たちのわくわくする気持ちに応えるかのように、カワセミが登場!

Photo_20200123180501大トリミングしてザラザラですみません…

対岸の枝の奥に止まったのを、みんなで声をかけながら探します。下嘴が黒いのでオスのようですね。

この池の対岸からはオオタカの「キャィキャィキャィ…」という鳴き声が。オオタカの登場か!とみんなで必死に探しましたが残念ながら姿を見ることはできませんでした。

野生の生き物相手の観察会ですから、思い通りにはいきませんね。気を取り直して進むと、すぐ近くにアオジたちが!

Photo_20200123180801参加者 小田様撮影 アオジ

明治神宮の野鳥たちは、さすが都会っ子。人なれしていてすぐ近くで観察できます。片足をしまって、もふっとリラックスモードのアンニュイな表情が見事にとらえられています。

小田様のこの日の撮影機材は〔カメラ〕富士フイルムX-H1+〔レンズ〕BORG FL-71(焦点距離400mm)とのこと。なんとすべてマニュアルフォーカス手持ち!で撮影されています。カメラのオートフォーカス頼りの私には信じられない…

そうこうしていると上空には何か猛禽類がカラスと一緒に飛んでいます。何やらカラスは怒っている様子…これ、モビングと呼ばれる行動で外敵である猛禽類を追い払うために嫌がらせをしているといわれています。

Photo_20200123190401 参加者 サーブ&ボレー様撮影

この日は3羽のカラスがしつように猛禽類を追いかけていました。さて、この猛禽類、なんていう種類でしょうか?一緒に出掛けたみなさんには復習となってしまいますが…

Photo_20200123192501識別ポイントを画像に書き込んでみましたので、ぜひ図鑑をめくってみてくださいね。答えはノスリです!

ちなみに、「フィールドガイド日本の猛禽類 Vol.04 ノスリ」というノスリに特化した書籍もあり、こちらを読むと年齢もわかりますよ✨

突然、鳥があらわれても、みんなで一緒に観察できるのでとっても楽しいですね!普段はあの鳥なんだろう…?と思って終わってしまうことが多い方もホビーズの観察会では種名がわかってちょっとでもすっきり?して帰ってもらえていると嬉しいです。

もう一度森に入ると、みんなが木を見つめています…

Dsc_9499

なんと幹から樹液がでていて、メジロのレストランになっていました!

Photo_20200123193601参加者 サーブ&ボレー様撮影 メジロ

入れ替わり立ち代わりメジロがやってきて、幹をペロペロするところが観察できました。最初はなにをやっているかわかりませんでしたが、みんなで「何やっているんだろう…?」と観察し、「あ!ペロペロしてる!!」とわかった時の面白さったら(>▽<)たまりません。

貴重な写真を提供してくださった、参加者のサーブ&ボレー様からも「カラスにモビングされるノスリ、大木の樹液を吸いにきたメジロは初めて見ました。ハイタカは速かったですね。」とうれしいコメントを頂けました。(ハイタカは後程紹介します)

この後、初詣を済ませ、すこし環境の違う場所へ…

Img_3191講師 ロッキー松村さん撮影 キンクロハジロとカイツブリ

Photo_20200123202201
参加者 小田様撮影 カイツブリ

Photo_20200123202301
参加者 小田様撮影 ヒヨドリ

Img_3205
講師 ロッキー松村さん撮影 スズメ

これまでいなかった種や見にくかった種もしっかり確認していると、上空に猛禽類が!

Photo_20200123202801参加者 サーブ&ボレー様撮影 ハイタカ

みんなで、大きさやシルエット、飛び方に注目しながら観察します。とはいえ難しい猛禽類の識別…なかでもハイタカ属はいつも悩まされます。

そんなときオススメなのが、「タカ・ハヤブサ類 飛翔ハンドブック」です。このハンドブックによる識別点を画像に書き込んでみましたので、ぜひご確認くださいね。

Photo_20200123204401尾の形が角尾 羽ばたきの深さ

Photo_20200123204501
翼先分離の数 尾の長さ 体と翼のバランス などなど…

ハンドブックには雌雄の識別や年齢の識別も載っていますので、種名がわかるようになった方はぜひもう一歩踏み込んでみてください。

たった3時間の観察会でしたが、写真でご紹介した種類も合わせ合計25種類ほどの野鳥たちとの出会いがありました。

明治神宮に出かけてみたくなった方には、新 日本の探鳥地 首都圏編という探鳥地ガイドブックがオススメです。明治神宮以外にも首都圏を中心とした人気探鳥地が見られる鳥やアクセス、注意点とともに掲載されています。

ながーいブログになってしまいましたが、(これでも当日の楽しかったことすべては書けていないのですが…)ここまで読んでくださってありがとうございます!そんなわけで当日は、みんなでわいわいのんびり鳥を見ています。

バードウォッチングをしてみたいけど、どうしていいかわからない… そんな方こそぜひホビーズワールドをご利用ください♪ もちろん、中級者やベテランの方も大歓迎です!バードウォッチングは年齢や経験値関係なく楽しめる素晴らしい趣味ですよね!ホビーズワールドは皆様の楽しいバードウォッチングライフのお手伝いができるとなによりです^^

ではさっそく、次回の観察会の予定を簡単にご案内…

==========================

●(令和2年)2月16日(日) 多摩川台公園から多摩川・丸子橋周辺(東京都大田区)

集合:東急東横線・目黒線・多摩川線「多摩川駅」の改札を出た所に午前9時

多摩川台公園は武蔵野の大地を多摩川が侵食して出来た河岸段丘の国分寺崖線にあり、晴れた日には遠く丹沢の山並みや富士山を見ることができ、この景色は多摩川八景に選ばれています。また、亀甲山古墳などの多摩川台古墳群もあり、林の中で多くの野鳥を見ることができます。
多摩川の河口から約13kmの位置にある主要地方道の中原街道が多摩川を渡る橋が丸子橋です。丸子橋の少し上流にある丸子の堰まで潮が昇ります。丸子橋周辺の中州などで多くの野鳥が見られます。

<交通アクセス>
東急電鉄 東横線・目黒線・多摩川線利用「多摩川駅」下車

<観察が期待できる鳥>
水辺の鳥 カモ類、アメリカヒドリを期待、イカルチドリなど
林の鳥 小鳥類、冬の小鳥ジョウビタキ、ルリビタキを期待
猛禽類、チョウゲンボウ、オオタカを期待

講師: 松村雅行さん(ロッキーさんと呼んでください)

参加費: 1,000円(保険費含)
      高校生以下の学生 500円(学割)
     ※保護者1人につき、小学生以下のお子さん1名は無料(2人目のお子さんは500円)
     ※小学生以下は保護者が同伴ください

持ち物: 双眼鏡、雨具、図鑑、飲み物等

お申込: メール・お電話で、ご予約下さい
     電話(火曜日以外の10:30~19:00): 03-3253-3077
     メール: info@hobbysworld.com

ご不明点や気になることがあったらお店までお気軽にお問合せください。

==========================

そして、最後に…本日ブログを担当したスタッフわかばですが、一身上の都合により2月10日をもってホビーズワールドを退職することとなりました。

これからも鳥見は続ける…どころかやめられません!(笑)ので、フィールドで出会った時は皆様と同じ、バードウォッチャーとして仲良くしていただけますと嬉しいです♪

短い間でしたが、大変お世話になりました。

Tuchiyas

« 西三河野鳥の会研究年報 VOL.22(2019) 発行のお知らせ | トップページ | 今年も大好評の「お年玉セール」 あと僅かです! »

Hobby'sスタッフレポート」カテゴリの記事

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ