最近のコメント

最近のトラックバック

« 〔11/16開催・要申込〕トークイベント「バードウォッチングガイドだけが知る、鳥探し裏話」のご紹介 | トップページ | 日本語の「コスタリカ図鑑」 限定販売! »

ケンコー 手ブレ補正機能付き双眼鏡 VC SMART 14×30 予想以上の大反響です!

8月にレポートしたケンコーの手ブレ補正機能(スタビライザー)付き双眼鏡「VC SMART 14×30」ですが、9月の小笠原航路や10月の伊良湖タカ渡りなどで使いまくってきましたが、やはり、かなりの好印象です。

写真は、出航直前のおが丸デッキで、航路デビューに緊張する VC SMART 14×30

70960094_3090420014362892_10825522536230


結論として、VC SMART 14×30 は、予想以上のパフォーマンスを発揮してくれました。

まずは小笠原航路から..。

 

【航路では...】

Img_5275

そう、航路では、望遠鏡はほぼ使うことができません。なのに、鳥は遠い(そして一瞬しか見えず、似ている種も多い)。

だから、真剣に見たいバーダーは、防振機能付き双眼鏡を使う方が目立ちます。

でも、高性能・防水の防振機能付きの双眼鏡は大きく重い(1kgオーバー)。

だから、多くのバーダーは使えない...。

という悪循環を断ち切りたいと思い、色々調べた結果、たどり着いたのはVC SMART 14×30

以前にもお伝えしたように、この機種は防水ではありません。

でも、それを差し引いても、航路で使いたいと思わせるモデルでした。

一緒に行った仲間は「なぜあの鳥がわかる?」と聞きますが、14倍と10倍は数値以上に見た感じが違いますし、何より、画像がほぼ止まってますからね (o ̄∀ ̄)ノ

14倍という倍率ですが、これより高い倍率では視野もぐっと狭まり、視界に入らず見逃したり、波間に入ったらそれきりロスト...ということもあります。

それとスタビの恩恵は、船の揺れによるものよりも、風を受けた時の双眼鏡自体のブレで強く感じることができました。風を受ける進行方向を見る機会の多い航路では、これは便利でしたよ。

 

 

【タカの観察では...】

Img_5596

海鳥と共にスタビライザーの恩恵を受けるのが、遠くの個体を観察することの多いタカの観察です。

上の写真はイヌワシを観察しているところですが、撮影も兼ねた時には、望遠鏡よりもフットワークの軽い防振双眼鏡が便利です。

またこの時は、前日まではタカの渡りを見ていましたが、お貸しした女性は手放さずに使用していました。

よく考えれば、望遠鏡を使いこなすには経験が必要で、持ち運びやセッティングも考えると、女性は苦手なんだと思います。

でも、普通の双眼鏡と同じサイズの防振双眼鏡なら、フットワークも軽く、手軽に利用できるのです。(写真の双眼鏡のコンパクトさをご覧ください!)

驚くことなかれ、このVC SMART 14×30 は、たったの515g ですからね。

中口径双眼鏡クラスでは、コンパクトで軽量&最高級と言われるスワロフスキー EL8x32 SWAROVISION WB でさえ、595gですからね。

その軽さがお分かりいただけると思います。

この時はシギチも見に行きましたが、もちろん、シギチ観察にも便利ですよ。

 


【結論】

今後は、10月の大洗~苫小牧航路にも使う予定(ブログ公開時には、すでに使用済?)ですし、望遠鏡の活用が難しい仲間にも、どんどんお試しいただこうと思っています。

もちろん、①防水でないこと、②デザイン の2点については、今後も改善を求めて行きたいと考えていますが、それを差し引いても、魅力的な双眼鏡です。

②のデザインについては、頻繁にピントリングを操作することを前提にしたデザインにしてほしいと思いますが、使っているうちにコツも分かってきました。

Img_5279


写真のとおり、私は右手人差し指でスタビライザーのON/OFF操作、薬指でピントリング操作をしています。

あとの指は双眼鏡本体をホールドしていますが、私の場合には、慣れると片手で操作できるようになりました。

 

 

ということで、近いうちに店頭にも展示して、皆さんにもお試しいただこうかと考えています。

私がフィールドでお貸しした方は、ベテランの方も含めて、全員が驚いていました(私も当初は懐疑的でした)。

もう望遠鏡はあきらめた..という方も、どうぞ、お使いになってみて下さいね!!

 

【おまけ】

私の航路に欠かせないアイテムとなったのが、写真のカレーメシ。

食べる前はかなりの違和感がありましたが、カレー自体の味もいいし、”メシ”とのマッチングもよかったです。

小笠原航路のデッキでも大人気で、なかには、おかわりする方も...。

もちろん、10月の大洗~苫小牧航路にも持参しますし、非常食としても自宅に用意しています!

どうぞ、お試しくださいね!

ホビーズ売り始めようかな...

Img_5280

 

Yosinari

« 〔11/16開催・要申込〕トークイベント「バードウォッチングガイドだけが知る、鳥探し裏話」のご紹介 | トップページ | 日本語の「コスタリカ図鑑」 限定販売! »

Hobby'sスタッフレポート」カテゴリの記事

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ