この冬は、耳を鍛えてみませんか...
近くに畑はありますが、ヒバリやタヒバリや生息するような広い面積の畑はありません。
そう、鳥たちは都会のビル街も住宅街も通過しているのです。
そういえば9月下旬には、チゴハヤブサも通過していきましたが、いずれも気づいたきっかけは、”鳥の声”だったのです。
ベテランの方には当たり前のことなのですが、バードウォッチングとはいうものの、実際に鳥の存在に気付くのは”声”であることが多いのです。
ということで、身近な環境で鳥が見られる冬は、鳴声を覚えるチャンスです。
もちろん、さえずりはほとんど聞かれませんが、短い地鳴きも、鳥を見つけたり識別するためには重要な要素なのです。
ということで、代表的なCDや鳴声関連商品を紹介しますね。
●日本野鳥の会 CD 鳴き声ガイド 日本の野鳥
4,950円(税込)
「フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂新版」に対応した、野鳥の鳴き声CD6枚組。377種、800以上のパターンが収録されています。
●日本野鳥大鑑鳴き声420 増補版
16,500円(税込)
野鳥379種、外来種41種の計420種を扱った、CD図鑑の決定版です。通常はなかなか収録されない地鳴きや、種類によっては警戒声やヒナの声まで収録された、充実CD6枚組です。
●文一総合出版 「声が聞こえる!ペン」&「声が聞こえる!野鳥図鑑 増補改訂2版」セット
13,200円(税込)
ペン型のプレイヤーで図鑑をタッチするだけで、瞬時に野鳥の鳴声が聞けます。鳴声の予習や復習はもちろん、観察会などでも活躍するアイテムです。
●日本野鳥の会 鳴き声タッチペンセット
12,100円(税込)
「日本の鳥声250選シール集」(さえずり・地鳴き等のバリエーションを含め340の鳴き声を収録)に印刷されたドットコードを、付属の鳴き声タッチペンで軽くタッチすると、ペンのスピーカーから、野鳥の鳴き声が流れます。
再生のしやすさなどを考えると、いつでもどこでも使用できるペン型再生機は、どなたにもおススメできます。
ちょっと値段は高くても、地鳴きなども充実しているのは、日本野鳥大鑑でしょうかね。
とにかく、「鳥がなかなか見つからない..」という方は、だまされたと思って、声を覚えてみて下さい。
ホビーズの「観察&撮影教室」でも、声の覚え方などもレクチャーしていますよ!
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