玉川学園創立90周年記念特別展「ジョン・グールドの鳥類図譜」
玉川大学のウェブサイトを覗いてみると...
英国の博物学者・ジョン・グールド(1804-1881)は幼い頃から自然に親しみ、20歳の時にロンドン動物学協会附属博物館に勤務しました。その後当時新しい印刷法として開発された石版画(リトグラフ)の技法を利用した鳥類図譜の制作を手がけました。
グールドが制作したインペリアル・フォリオ判(約56×39cm)の鳥類図譜には、『ヒマラヤ山脈百種鳥類図譜』『ヨーロッパ鳥類図譜』『オオハシ科鳥類図譜』『キヌバネドリ科鳥類図譜』『オーストラリア鳥類図譜』『アメリカ産ウズラ類鳥類図譜』『ハチドリ科鳥類図譜』『アジア鳥類図譜』『イギリス鳥類図譜』『ニューギニア鳥類図譜』があります。
...と、あります。
今回は、ジョン・グールドの鳥類図譜がもつ資料的価値を明らかにするとともに、図譜から今何が解るのかという観点で展示が構成されます。展示のテーマは、グールドの鳥類図譜を中心に、「鳥類図譜の成り立ちと技術」「グールドの鳥類学」「19世紀の鳥類図譜」に視点を置いた内容が予定されているようです。
詳しくは知らなくても、名前くらいは聞いたことがあるであろうジョン・グールド展です。
芸術の秋にふさわしい展示を、どうぞ、お見逃しなく!
●詳細は、以下の玉川大学・多摩川学園ウェブサイトをご覧ください。
https://www.tamagawa.jp/introduction/90th_aniv/specialexhibition.html
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