書籍「日本産鳥類の卵と巣」新発売です!!
日本で繁殖する野鳥、145種の巣と卵を扱った写真図鑑が発売されました。
中を見て、びっくり!なんとカッコウだけで12ページも使用しています!みなさん、表紙の巣と卵、親鳥は誰だか分りますか…?
・日本産鳥類の卵と巣 ¥2,500+税
例えば、表紙の一番左上は、バードウォッチャーでなくともほとんどの人が見たことあるはずな鳥です。ヒントとしては、小笠原や沖縄の人は見たことないかも…?
正解は書籍を買った方のお楽しみ。カバーをはがすと答えがありますよ。
鳥は巣を作って、卵を産んで増える…ことは多くの人が当たり前に思っていることですが、どの鳥がどんな巣を作り、どんな卵を産むのかは知らないでしょう。しかも卵や巣の見た目は十人十色ならぬ十鳥十色!同じ種類でも同じ模様でない場合もあるそうです。
本書はそんな卵の魅力に取りつかれてしまったアマチュア研究者の内田博氏が、「こんな面白い世界を多くの人に楽しんでもらいらい」と自費で出版された書籍です。
例えば、私のようなただのバードウォッチャーはそもそも野鳥の巣を見つけることが困難です。仮にカラスのように身近な鳥で巣も目立つと見つけることは出来ますが、位置が高かったり、繁殖に悪影響を与えてしまったりと、巣の中まではなかなか覗けませんよね?でも、なぜか巣の中って気になるのです…(笑)カラスの卵って何色なんでしょう??本書は、私なんかでは一生見ることの出来なかった、巣内の様子を教えてくれ、知的好奇心を満たしてくれます。
また、繁殖生態はその種の研究や保全には欠かせない基本的データです。卵の場合、標本卵と言われるものがありますが、巣内の新鮮な状態と色が異なる場合があるそう。内田氏いわく、巣内にある卵、もしくは生きている卵の写真が貴重なんだそう。たとえばカイツブリは水によって着色が起き、白い卵が茶色っぽくなることも… 本来その鳥の研究者しか知りえなかったような情報まで載っています。
研究者だからこそ撮れた写真をおしみなく使い、自費でまとめ、公開してくれている貴重な書籍です。
書籍の詳細、ご購入はコチラ↓↓↓
・日本産鳥類の卵と巣 ¥2,500+税
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