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よっしーの「2019年 千島列島クルーズレポート ②」

6/29、いよいよペトロハブロフスクカムチャツキーの港から出航です。まずはここで、簡単にコースを紹介します。

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あとで地域ごとの鳥類相について触れますので、ついでに3つの地域分けも示しておきましょう。
①カムチャツカ半島沿岸、②北千島、③中千島

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今日は、①のペトロハブロフスクカムチャツキーのアバチャ湾から、太平洋側のカムチャツカ半島先端あたりまでの沿岸部の状況を紹介します。

まずはアバチャ湾ですが、出航する港から見えるくらい、アバチャ湾内のどこにでもエトピリカがいます。
その他にも、ウミガラスやチシマウガラス、ウミバトなども普通に見られるという、なんとも羨ましい湾内の状況でした。

また湾内には、オオワシが何年も続けて繁殖しているところもあり、地上の巣も見ることができます。
中央やや左に巣があり、その右上に親鳥が首を伸ばしているところが写っています。

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でも、今日のメインは、アバチャ湾から太平洋にでてすぐにあるスタリチコフ島です。

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この島では、エトピリカやツノメドリ、ウミバト、チシマウガラス、ハシブトウミガラスなどが繁殖していました。
帰りの7/6撮影分画像も含めて、島の海鳥たちを紹介します。


まずは、た~くさんいるエトピリカ。
島や周りの海上のどこにでもいると言っていいほど、たくさん確認できました。

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エトピリカに比べると、圧倒的に個体数の少ないツノメドリ。
エトピリカは土や草地にもいましたが、ツノメドリは岩場が好きな印象でした。

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そして、水辺の岩に乗っていたウミバト。
1羽の時もあれば、5~6羽のときもありましたが、1箇所だけラブコール中の2羽を観察しました。
ツノメも嬉しかったですが、鳴き交わす2羽の観察が一番うれしかったです!

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切り立った崖には、ウミガラスやハシブトウミガラスの姿も..。
さて、識別の難しいこの2種ですが、次の写真には両種が写っています。
お分かりになるでしょうかね?
やや褐色がかる個体がウミガラス、より黒っぽい個体がハシブトウミガラスです。

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最後はチシマウガラスです。
北海道なら1羽見ただけでも大興奮ですが、東京のカワウ並みに普通に見られるのには驚かされますね。

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この島はペトロハブロフスクカムチャツキーから近いので、港から半日のツアーもでています。
まさかとは思いますが、もし万が一、なにかの用事でペトロハブロフスクカムチャツキーに来ることがあったら、どうぞこの島も訪ねて下さいね!

よっしーの「2019年 千島列島クルーズレポート ③」 へつづく

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