〔限定14着〕ヘラシギTシャツ入荷しました!&絶滅危惧種ヘラシギへの支援のお願い
ヘラシギと言えば今年の春、佐賀県に飛来し多くのバーダーを喜ばせてくれましたね。
とはいえ、いまや世界に約450羽前後と推定される絶滅危惧種ですので、ご存じない方も多いのではないでしょうか?かくいう私も、”なかなか見られない幻のシギ”という認識で、姿はもちろん見たことがありません。
そんなヘラシギのTシャツが入荷してきましたのでご紹介します。
・タイ野鳥の会 ヘラシギTシャツ 販売価格2,376円
かわいいヘラシギのイラストともに、「SECURE WINTER HOME FOR SPOONIES」の文字が。直訳で「ヘラシギのための安全な冬の家」です。
ヘラシギは、春から夏の間シベリア東部で繁殖し、秋から冬はミャンマー、バングラデシュなど東南アジアで越冬する渡り鳥です。この越冬地にあたるタイの野鳥の会が保護費用を捻出するために作ったのが、本日ご紹介しているTシャツです。お察しの通り、売り上げがヘラシギの越冬地の保護のために使われます。
購入が支援になるのはもちろんですが、その希少性と可愛らしさから人気の鳥種でもあるため、大変な人気になることが予想されます。今回は14着だけの入荷ですので、気になる方はお早めにご購入ください。次回入荷の予定はありませんよ!
Tシャツのご購入はコチラ⇒・タイ野鳥の会 ヘラシギTシャツ 販売価格2,376円
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それから、折角ですので少しだけ日本のヘラシギのお話も…
先にご紹介したとおり渡り鳥のヘラシギは、日本には春と秋の渡りの際に立ち寄るごくまれな旅鳥となります。その移動距離は往復で1万5千キロ!!
ピンとこない距離ですが、私は東京から実家の群馬県まで約130キロ運転するだけで疲れてしまうので、体長約15センチ、体重約40g弱の小さな鳥が、自分の翼だけ私の約130倍の距離を渡りをしているとは…とても信じられません。
つまり、ヘラシギを絶滅の危機から救うためにはタイの越冬地だけでなく、中継地である日本の環境保全も必要不可欠なのです。休憩のために立ち寄った日本の環境が悪くて、ヘラシギが死んでしまう…なんて考えたくありませんよね。
世界120カ国で絶滅危惧種の保全など、様々な環境保全活動を推進している国際環境NGOバードライフ・インターナショナルでは、重要な中継地となる湿地の保全のために寄付を募っています。Tポイントでも寄付できますので、ぜひご協力をお願いいたします。
詳しくは⇒【ネット募金】「ヘラシギ」が姿を消す前に絶滅が危惧される渡り鳥を守ろう をご覧ください。
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