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夏鳥シーズンに読んでおきたい本&探鳥地ガイドをご紹介します!

夏鳥シーズン到来ですね。オオルリ、キビタキ、コマドリ、サンコウチョウ、アカショウビン…などなど、これから山にいる夏鳥に会いに行きたい!と計画されているバーダーも多いのではないでしょうか?

そんな方に事前に読んでおくと、もっと夏鳥観察が楽しめる本や夏鳥が楽しめる探鳥地ガイドをご紹介します!

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上段左から「歌う鳥のキモチ」「野鳥界 識別編」「野鳥界 生態編」

下段左から「新潟県野鳥観察ガイド」「富士山バードウォッチングガイド」「上高地の野鳥 増補改訂版」「とちぎの探鳥地ガイド」です。

■夏鳥の生態がわかる本

・歌う鳥のキモチ ¥1,512(税込)
 石塚 徹 著

山に行くと当たり前のように夏鳥たちがさえずっていますが、鳥がどんなキモチで歌っているのか、考えたことはありませんか?
鳥を識別や撮影の対象としてだけでなく、何をしているのか「解釈」しながら観察する楽しさがわかる本です。

本書を読んでからフィールドに出掛けると、鳥の見方が変わります!とくにクロツグミの研究成果は必見です。

 

・野鳥界 識別編 ¥2,160(税込)
 石塚 徹 著
 山岸 哲 監修
 水谷 高英 イラスト

本書は掲載順が『身近に見られる順』で、“スズメなような鳥”からはじまる、初心者向けイラスト図鑑ですが、普通の図鑑とはひと味違います。

“シジュウカラと群れになる鳥”、“野山の猛禽類”などをイラストで紹介する図鑑ページの合間合間に、それらの仲間の特徴的な行動や生態を写真で紹介するトピックページが差し込まれているという構成です。

月刊BIRDERでもおなじみの水谷高英氏による美しいイラストに加えて、思わず胸が躍るような生態写真もふんだんに盛り込まれ、鳥の興味深い生態まで紹介した読んでも楽しい図鑑に仕上がっています。

 

・野鳥界 生態編 ¥2,376(税込)
 石塚 徹 著
 山岸 哲 監修

識別編がイラスト図鑑をベースにした構成だったのに対し、こちらは写真が盛りだくさん。
その合間合間に、“トリのキモチ”と題されたコラムが挟み込まれています。

 例えばオオジュリンを見てみると、写真のキャプションには、ヨシの茎を割って中に潜むカイガラムシを食べるためにホオジロ科の中でも比較的太く丸い嘴をしていることが書かれています。続く“トリのキモチ”では、春にオスの頭部や体が黒味を増すことについて解説。栄養状態の良いオスほど黒い部分が多いので、メスはより頭の黒いオスを好むとあり、“黒くなりかけ”のオスの写真も併せて紹介されています。さらにオスの頭を(黒くしたくて)わしゃわしゃ掻くメスに、「やめろぉハゲるだろうっ」と困るオスのマンガに、プっと笑わせられます。

 

 

■探鳥地ガイド

・雪国の四季を生きる鳥 新潟県野鳥観察ガイド ¥1,512(税込)

 石部 久 監修・著
 岡田 成弘/桑原 哲哉 著

アカショウビンやノジコ、ブッポウソウなど魅力的な夏鳥がひしめく新潟県内の野鳥観察スポットを 、春夏秋冬に区分し、おすすめの30ケ所を紹介したオールカラーガイドです。

奥胎内や松之山など、話には聞くけれど、アクセスや観察ポイントが分からない探鳥地も多いのではないでしょうか。美しい写真をふんだんに使いながら、簡単な地図やアクセス方法、解説文で探鳥地が分かりやすく紹介されています。

 

・BIRDER SPECIAL 富士山バードウォッチングガイド ¥1,512(税込)

 BIRDER編集部

特に東京・神奈川のバーダーにとっては守備範囲といえる富士山麓エリア。

朝霧高原、山中湖周辺、青木ヶ原樹海…。広大な富士山麓に点在する『27の探鳥エリア』をとりあげ、野鳥と出会うための散策やトレッキングのモデルコース、季節ごとの鳥たちとの出会い方を、観察スポット付きの詳しい地図を使ってガイダンスされています。

富士山と周辺で見られる鳥、160種の野鳥図鑑も収録。

 

・上高地の野鳥 増補改訂版 ¥1,620(税込)

 前田 篤史 撮影・著

標高1,500メートルに位置する長野県上高地の野鳥110種を紹介した生態図鑑です。写真はすべて上高地(とその周辺)で撮影されたものを使用し、探鳥スポットの解説や探鳥マップも掲載されています。

じつは新宿から高速バスが出ていて、夜行日帰りで楽しめることから、アクセスしやすい人気の探鳥地である上高地。憧れのコマドリに会いに本書を片手に散策してみませんか。

 

・とちぎの探鳥地ガイド ¥1,944(税込)

 日本野鳥の会栃木 編

栃木で夏鳥の探鳥地といえば、奥日光の戦場ヶ原が有名ですが、それ以外にも、刈込湖、県民の森、前日光井戸湿原などあまり知られていない夏鳥スポットがたくさんあるんです。

解説はその地に最も詳しい探鳥会のリーダーさんが、最新の情報をもとに執筆されているという要注目のガイドブックです。

ちなみに、日光に限って言えば、日光周辺で見られる動植物562種の図鑑とおすすめの21コースがガイド付きで紹介されている「ネイチャーガイド 日光の自然図鑑」もおススメです。

 

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