人気いきものマンガの続巻が入荷しました!
最近は野生動物やそれらに関わるさまざまな仕事を題材としたマンガも増えてきていますね。中でもバーダーにオススメ本に新刊が出ましたので、ご紹介します。
まずは、4コマ構成で気軽に読める「鷹の師匠、狩りのお時間です!」
こちらは現役の鷹匠が著者の、リアル鷹狩りエッセイです。4コマ構成で気軽に読める…とご紹介しましたが、かといってうすっぺらい内容なわけではありません。
本物の鷹狩りが日々感じる、命の大切さや野生動物のたくましい生き様が描かれています。言葉で表現するとチープになってしまったり、はたまた重たすぎるテーマが、マンガだからかすんなりと入ってきます。
鷹匠は、鷹の狩りの仕方をよく理解しているからこそできる技ですので、私たちが普段「かっこい~」と見るだけになってしまう狩りのメカニズム?にも詳しくなれますよ。
続いて、2巻では思わず涙が込み上げてきてしまった…「へんなものみっけ」
こちらは、ヒロインが鳥類学者です!実際に博物館の裏側でアルバイトしていたという著者が経験と現場での取材を基に、博物館で働く学者さんたちの”変な”日常をコミカルに描いています。物語の流れや登場人物はフィクションですが、3巻で登場する野外調査の様子は、私は思わず「学生の頃やった!懐かしい!!」となってしまいました。
図鑑に載っている鳥の情報は先達が調査して解明してくれたからわかったことです。そして今も、未知なる生き物の生き様を調べつつけている人たちがいます。どんな風に調査したり、研究しているのか…そんな普段知れないことをマンガなら分かりやすく気軽に読み進めることができます。
…世の中全体から見たら、バーダーはまだまだ少なく、しかも野鳥や野生動物に関わってお仕事をしている人は本当に少ないですが、そのリアルな現場を知れる貴重な2冊です。
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・鷹の師匠、狩りのお時間です! 1~2巻発売中
・へんなものみっけ! 1~3巻発売中
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