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2019.3.19 八丈航路に乗ってきました!① byわかば

昨年のこの時期…店頭のお客様、プライベートの鳥友達、SNSのタイムライン、おまけによっしー代表まで、私のまわりはみーんなアホウドリを見に、八丈航路に乗っていました。

そして、美しいアホウドリの写真を見せてくれるのです…!うぅ!!ずるい!私も見たい!会いたい!!

そんなわけで、一年越しの悔しい想いを胸に、先日の定休日に人生初の八丈航路に乗ってきました!!

でも、海鳥観察ってハードルが高くないですか?にも関わらず、アホウドリのベストシーズンは3月中旬から4月中旬くらいまでの約一カ月くらいしかないのです!しかも、ネットには見れた鳥は報告が乗るけど、服装とか食事とか準備の面の情報が何にもないのです!!

そこで、私が初めて乗ってきた感想をレポートしたいと思います。本当に楽しかったので、多くの人がアホウドリや海鳥に会いに出かけてくれると嬉しいです。

Dsc_2775出航前の橘丸

【そもそも「八丈航路」ってなに?】
アホウドリの見られる「八丈航路」とは、東京港竹芝桟橋から、伊豆諸島の三宅島、御蔵島、八丈島を結ぶ航路です。本来は島に行くための船ですが、その船旅中に海鳥を観察しよう!というもの。初めて知った時は驚きました(笑)
毎日、22:30に出航、翌日の20時頃に東京に戻ってくるスケジュールになります。ですので、私のようにお休みが一日しかなくても出かけることができますどうです、意外に気軽に行けるでしょ?

今回も、5連勤の最終日に荷物を持って出勤し、そのまま橘丸に乗り込みました。出航は22:30ですが、発券や乗船票への記入もあるので余裕を持って21時くらいにはターミナルに着くようにすると安心でしょう。乗船券は乗船時に半分、船を降りるときに残りの半分が回収されるので、なくさないでくださいね。


【船の乗り方】
八丈航路のチケットについては、伊豆諸島へ行く船旅を提供している東海汽船のHPでご確認ください。インターネット、電話、窓口で直接などいろんな方法で買えます。

ちなみに、乗船場所(竹芝客船ターミナル)の最寄駅はゆりかもめの竹芝ですが、JRの浜松町から歩く人が多いです。ターミナルまで徒歩約10分。電車を降りたら、北口を出て、右へ。まっすぐ歩けば着きます。道路の対岸になってしまいますが、ヤマザキやファミマなどのコンビニもあります。


【食事について】
船内には、飲み物の自動販売機と、カップラーメンの自動販売機、給湯器があります。また、夜、朝、昼…と時間を区切ってレストランの営業もあります。ただ、鳥はいつ出るかわからないので、私はデッキで食べられるようにカロリーメイトやチューブのゼリー、サンドイッチなどを、朝、昼分、それからおやつも合わせて事前に買っていきました。観察中は動かないし風が当たって寒いので、水筒とティーバックを持っていっていつでもデッキで温かいものを飲めるようにするのがオススメです。お昼は、カップラーメンにすると体が温まってよいですよ。カップラーメンの汁を捨てるところもあるし、船内のいたるところにゴミ箱もあるのでご安心ください。

Dsc_2815
レストランのメニュー 入り口前で食券を購入します。

【服装】
私は、上半身は内側から長袖ヒートテック、ニット、内側もこもこのパーカー、カッパ、下半身は内側から、暖パンジーンズ、内側起毛のぽかぽかズボン、カッパ、足はスニーカー、手袋、マスクで行きました。

比較的温かい日で風も弱かったですが、これでも風が当たると体感温度がぐっと下がったので、ホッカイやネックウォーマー、ニットの帽子、耳あて、など外気に触れている面積をなるべく減らせるようにした方がよさそうです。その他、手首や腰回り、足首など服と服のつなぎ目が寒かったです。後は、スニーカーは水に濡れると冷えて寒いので、次回は防水のトレッキングシューズで行こうかな。

暑かったら、脱いで調整できる服装が良いでしょう。

【持ち物】
機材は双眼鏡と一眼レフカメラだけです。スコープは持って行きませんでした。

チケット持って、服装ばっちりで、機材も食事もあれば、後は各々が必要だと思うものを用意しましょう。

私は、寝袋、歯ブラシ、タオル、ビニール袋、携帯充電器、常備薬+酔い止め、日焼け止め、ガム、携帯イス、海鳥ハンドブック、デッキに持って行く用のカバンを持って行きました。その他、次回あると便利だと感じたのが、アイマスク、耳栓、エス字フック、タコアシ、防水のカバンなどです。
携帯イスとデッキに持って行くカバンについては、追ってレポートしますね。

では、船に乗り込みましょう!!

Dsc_2779
2等和室

お金の都合で私は行き帰りとも最安値の2等室を予約しました。固い床に雑魚寝なので、寝袋を持って行きましたが安眠とはなりません。行きだけでも特2等室しても良いかな?と思います。コンセントも2口しかないのでタコアシ必須。毛布は一枚100円で借りられます。

乗船して荷物を置いたら、ぜひ6Fデッキへ!東京湾の夜景見ることができます。きらきら輝くレインボーブリッジをくぐりながらやる一杯は最高そうでした。(私は呑めないので、あくまでまわりのお客さんを見た感想です。)

その後、レストランの営業もありますが明日に備え早々に就寝。23:30には消灯となります。シャワーも有料でありますが、乗船前にお風呂と夕食は済ませておいた方が良いと思います。すきっぱらは酔いやすいですしね。

翌朝は、4:20に三宅島に近づいたとのことでライトがついて起こされました。まだ外は薄暗いですがデッキへ出て海鳥ウォッチングスタートです!
私は船に酔いやすく、5連勤の疲れもあって、6:30頃御蔵島を過ぎたあたりにやっとデッキに行けました(笑)朝食の営業は7:30からなので、事前に買っておいた、ゼリーやカロリーメイトで朝ごはんを済ませます。
…しかし、折角気合いで起きたのに、どんなに海を眺めてもオオミズナギドリ、オオミズナギドリ、オオミズナギドリ…

Oomizunagidori

しかもこんな感じで、ポツンと飛んでいる… そうこうしているうちに八丈島が見えてきてしまいました。往路はゼロか…と思ったその時、空高く何か飛んでいるものを発見!
Dsc_0674
(@_@;) なんと、バルーンでした。一体どこから飛んできたのか…
これが海に落ちてウミガメや海獣を苦しめているかと思うと胸が痛みます。
しょんぼりしているうちに、もう八丈島は目の前… !!!
Dsc_0492
ニコンD500+300F4+1.4倍テレコンで630mm相当 ノートリ
なんかでかいのがいる!!しかもどんどん近付いてくる!!
Dsc_0514
↑この写真も同じくノートリ

Dsc_0676
↑トリミング有
クロアシアホウドリだあぁ!!!アホウドリの幼鳥も全身が暗色ですが、くちばしの色が異なります。
残念ながら、往路でしっかりと識別できたのはこの一羽のみ。

八丈島に着いたら、すべての荷物を持って、全員船から降りないといけません。通常は40~50分くらい待ち時間があるのですが、今回は到着が10分遅れ、出発は20分早まったので、何もする時間がありませんでした。しかも、八丈島についてからスコールのような雨が降っていて、あわてて待合所に駆け込みました。

2019.2.19 八丈航路に乗ってきました!②へつづく

Tuchiyas

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