ジッツオ 新型フルード雲台「GHF2W」2月28日発売です!ひと足早く触ってみました!
先日のブログでも紹介したジッツオ新型フルード雲台「GHF2W」が、2月28日に発売されます。
発売に先駆けて実機が入荷してきましたので、さっそく触ってみた感想をお伝えします。
分かりやすいように、同クラス他機種との比較を交えながら特長をみていきましょう。
登場してもらったのは、左から新発売のGHF2W(590g)、従来機のG2180(540g)、レオフォト BV-10(670g)です。
背面側からのカットもご覧ください。
少し並びが変わり、左から順にG2180、GHF2W、BV-10となりましたが、横幅では G2180とGHF2Wがやや広めですね。
パンハンドルの長さは、GHF2WとBV-10が同じくらいですが、GHF2Wの方は、長さを調整できるのです!
ちょっと前に飛び出る恰好になりますが、次に写真のように調整すれば、パンハンドルを短くできます。
そして、嬉しいことに、従来機 G2180ではコイン回し式だったパンハンドルの固定部が、GHF2Wでは工具なしで手で脱着できるようになりました
プレートの固定ネジも、工具なしで手で回せるタイプです。もちろん六角レンチを使ってガッチリ締めることもできます。
そして、プレートの型式が、国際標準規格になりつつあるアルカスイス互換タイプになりました
従来のG2180で使用していたようなジッツオ・マンフロット独自のプレートはお使いいただけませんので、お気を付けください!
肝心の、上に載せる機材についてですが、85mm大口径スコープのスワロフスキー STX 85(1,965g)でも、しっかりと保持してくれます。
望遠レンズは、試しにコーワ Prominar 500mmF5.6FL+キヤノン EOS 7D(約2,790g)を載せてみましたが、バランスは良好な感触でした。
ちなみに、次の画像のようにパンハンドルを取り外すと、ずいぶんスリムな印象になります。撮影用の望遠レンズならカメラボディを掴むので、このスタイルでも良いでしょう。
そして、ライバル機のBV-10にはないのが、カウンターバランスのON(7段階)/OFF機能です。
これは、従来機の G2180にも搭載されていたものと同等の仕様なのですが、大きな切り替えノブが採用されているので、より操作しやすく進化しています。
どんな時に使うのかというと、例えば、前方の対物レンズ側に重さが偏っていた場合、スイッチの左側に見える「+1 ▶ -1…」という目盛りをマイナス側の位置でカウンターバランスのスイッチをONにすると、後ろ側にバネの反発力が掛かり、バランスを取ってくれる仕掛けになっています。
カウンターバランス自体はON/OFFの切り替えができ、ONの場合には、前後で各3段+前後均等の計7段階で反発力を調整することができます。
最後に、パンの動作(左右の動きの滑らかさ)についてみてみましょう。
ライバル機のBV-10と比較してみましたが、パンの動きの重さ(粘り具合)は同等という印象でした。
粘りのある油やグリスを用いたこのフルード雲台は適度な重さで滑らかに動くので、動画撮影でも重宝しそうです。
このジッツオらしい重厚な剛性感も大きな魅力で惚れ惚れします。
ということで、注目のGHF2Wは、2月28日発売です!
もちろん、予約を受け付けていますので、まずは下記商品ページをご覧ください。
Hobby's特価 ¥44,294(税込) /定価 ¥52,110(税込)
デジスコなどで使う場合は、下記の140mmロングプレートもおススメいたします。
・ジッツオ ロングプレートDラバー付(アルカスイス互換) GS5370LDR
Hobby's特価 ¥12,439(税込) /定価 ¥14,634(税込)
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