環境省モニタリングサイト1000の講習会(千葉・宮城・大阪)のご案内
環境省モニタリングサイト1000の鳥類調査講習会が千葉・宮城・大阪で開催されます。
〇2019年2月24日 千葉県船橋市
(メインはシギ・チドリ類調査)
10:30-16:30 ふなばし三番瀬環境学習館 多目的スペース
〇2019年3月2-3日 宮城県仙台市
(メインは陸生鳥類調査と全国鳥類繁殖分布調査)
3月2日 13:00-17:00 スペースユース仙台あおば通店 5階B会議室
3月3日 9:30-12:00 青葉山公園
〇2019年3月9日 大阪府大阪市
(メインはガンカモ類調査)
9:30-16:00 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
…ときいても、そもそも「環境省のモニタリングサイト1000」って何?って方が多いと思います。
今年は冬鳥が少ないな…なんて感じていませんか?私の自宅周辺にも今年はジョウビタキがいません。先日、九州に行ってきたのですが温泉でお話した地元のおばちゃんから「今年はブロッコリーにヒヨドリが来ない!庭のみかんにメジロも来ない!」なんて話をされました。
私はここで初めて、この冬の異常さを感じたわけですが、どうしてなのか、そもそも今年は本当に異常なのか、複雑に影響し合っている自然は、簡単には評価できません。
そこで、北から南まで様々な環境のある日本のなかでも、代表的といえる生態系に、約1000か所のモニタリングサイト(観察地点)を設置し、100年間観測しよう!というのが、
「環境省のモニタリングサイト1000(正式名称:重要生態系監視地域モニタリング推進事業)」です。
・・・あれ、なんだかすごく重要と言うか面白そうなこと、国(環境省)がちゃんとやってるんじゃん!と、思ってしまいました。
しかもこの調査、鳥類だけでなく、植物、昆虫、両生類・爬虫類、哺乳類、さらには水質まで鳥以外もたくさん調べられています。
その中でも鳥類は観察者が多いので、重要な役割を担っているんだとか。
私、全然知りませんでした!!!(゚ロ゚屮)屮
さらにさらに、この調査の目的は、「生態系の変化を早期に把握し、生物多様性保全のための施策に活かすこと」らしく、これからの日本の自然を守っていくうえで欠かせない調査なのです。
そんなわけでぜひ、多くの人にこの調査を知ってもらい、参加してもらいたいのです!
前置きが長くなってしまいましたが、詳細はバードリサーチさんのHPからご確認ください。
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