極寒地用グローブHEART3 & レオフォト雲台BV-10を氷点下でテスト!
この冬の話題商品といえば、「HEAT3 スマートグローブ」と「レオフォトビデオ雲台 BV-10」 ですが、極寒の道東で試してきました。
まずは、ドイツやオーストリアの特殊部隊用に作られた「ヒート3 スマートグローブ」ですが、この手袋の特徴は、寒い時には指のカバーをかぶせたミトンに、そして撮影するときには、カバーを外して指先をフリース手袋状態にすることにあります。
つまり、鳥が出なくて待っている時には、上記写真のように親指以外の4本にカバーをかぶせます。
そして手の甲にあるファスナーを空ければ、そこには小さな使い捨てカイロも入れられるのです。
そして手の甲にあるファスナーを空ければ、そこには小さな使い捨てカイロも入れられるのです。
でも今回は、最低でもマイナス13度で暖かかったので、カイロは使用しませんでした。指先にカバーをかぶせるだけでも十分に暖かかったです。
あっ、「マイナス13度で暖かい」って何???? と思われたかもしれませんが、真冬の北海道内陸部は、マイナス30度を下回ることもあるのです。
あっ、「マイナス13度で暖かい」って何???? と思われたかもしれませんが、真冬の北海道内陸部は、マイナス30度を下回ることもあるのです。
シマエナガで有名な弟子屈の鱒やさんも寒いし、タンチョウのねぐらで知られる明け方の雪裡川も相当冷え込みます。
以下の写真はカバーを外して作業する際の状況です。
現在販売しているものとは色が異なりますが、私のヒート3は試しに取り寄せた際のもので、ブラウンなのです。
以下の写真はカバーを外して作業する際の状況です。
現在販売しているものとは色が異なりますが、私のヒート3は試しに取り寄せた際のもので、ブラウンなのです。
フリースの素材自体も一般的なものより暖かいので、私はカバーを外した状態で過ごすことが多かったです。何とかマイナス30度で試してみた~い....
お次は、年末年始に爆発的に売れたレオフォトビデオ雲台BV-10です。
ビデオ雲台を滑らかに動かすためにはフルード(作動油)が使用されていますが、このフルードが寒いとどうなるの...? というのが今回のテーマです。
まずはBV-10を、車中に一晩置いてみました。
外気温は氷点下10度くらいですが、車内のペットボトルのお茶もカチカチに凍ってましたので、車内もほぼ同じ気温だったものと推測されます。
BV-10は予想通り、凍ってました (;´Д`A ```。
縦は力ずくですぐ動きましたが、左右方向はびくともしません。
ビデオ雲台を滑らかに動かすためにはフルード(作動油)が使用されていますが、このフルードが寒いとどうなるの...? というのが今回のテーマです。
まずはBV-10を、車中に一晩置いてみました。
外気温は氷点下10度くらいですが、車内のペットボトルのお茶もカチカチに凍ってましたので、車内もほぼ同じ気温だったものと推測されます。
BV-10は予想通り、凍ってました (;´Д`A ```。
縦は力ずくですぐ動きましたが、左右方向はびくともしません。
そこで、ストーブに少し近づけて温めると徐々に回復し、その後はやや硬いながらも、氷点下の状況でも使用できました。
BV-10に限ったことではありませんが、フルード雲台は極寒地には向かないと思っていた方がよいと思います。いざというときに動かない....というのは困りますからね。
BV-10に限ったことではありませんが、フルード雲台は極寒地には向かないと思っていた方がよいと思います。いざというときに動かない....というのは困りますからね。
またBV-10については、通常の動きが重いと感じられる方もいるようです。
先のストーブ温めと同じで、ドライヤーや暖房機で温めてやるとフルードが緩み、動きは滑らかになります。ただし温めの加減もありますし、その後の変化も分かりませんので、現時点ではこうした手法はおススメできませんし、製品の補償もできません。
私のBV-10も最初は硬めでしたが、何度も回転させたところ、ちょうとよい動きに落ち着いています。
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