ヨッシーの小笠原探鳥記 ver.2(母島編)
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現在では、メグロを見るには母島に行く必要があります。
そう、父島と母島の生息種はほとんど変わらないのですが、メグロだけは母島でなければ見られないのです。(母島なら、集落も含めて、どこででも見られる鳥ですが...)
そう、父島と母島の生息種はほとんど変わらないのですが、メグロだけは母島でなければ見られないのです。(母島なら、集落も含めて、どこででも見られる鳥ですが...)
でもメグロの写真といえば、やはりパパイヤをついばむカットを思い浮かべる方が多いはずです。
今回も偶然、熟したパパイヤにやってくるメグロに出会うことができました。
今回も偶然、熟したパパイヤにやってくるメグロに出会うことができました。
撮影の難易度でいえば、メグロは「易」のランクに入ります。
もちろん、父島から日帰りでやってきて数時間で撮影しようとすると難易度は上がりますが、母島滞在なら、まず見られないことはありません。
母島にはメジロがたくさんいますが、メグロは声で気づくことも多いです。
どこにでもいるメジロですが、本州のメジロとは少し異なりますので、じっくり見てくださいね!
わずかしかない枝葉の隙間から、2羽で寄り添うメジロをパチリ。
以前は超難関だったアカガシラカラスバトも、ここ最近はかなり見やすくなりました。
アカガシラカラスバトは冬に繁殖するので、今回訪問した9月は、繁殖期直前の時期でした。今回は2羽単位で見られることも多く、求愛行動なども見られましたよ
小笠原にはカラスも他のハトもいないので、このような感じの鳥を見たら、それはかなりの確率でアカガシラカラスバトだと思います。
アカガシラカラスバトは冬に繁殖するので、今回訪問した9月は、繁殖期直前の時期でした。今回は2羽単位で見られることも多く、求愛行動なども見られましたよ
小笠原にはカラスも他のハトもいないので、このような感じの鳥を見たら、それはかなりの確率でアカガシラカラスバトだと思います。
小笠原には猛禽類は少なく、通年で普通に見られるのはオガサワラノスリくらいです。本州のノスリと比較するとやや白っぽく、少し小さめでしょうか。
今回は近くで見られる機会がないな...と思っていたら、なんと、すぐ近くにとまってました。
よくみると、背中からアンテナが出ているようです。発信機が装着された個体みたいですね。
つぎはウグイスですが、これも本州のウグイスとはちょっと異なります。
写真をみればわかると思いますが、嘴が長い。なので、ハシナガウグイスという亜種名がついています。
写真をみればわかると思いますが、嘴が長い。なので、ハシナガウグイスという亜種名がついています。
ホーホケキョというさえずりも少し省略され、ちょっと短め。
さてさて、小笠原にはスズメもキジバトもカラス類もいません。
そしてハクセキレイもムクドリも、コゲラもいません。
留鳥自体が少ないのですが、一番難易度が高いのは、実はカワラヒワなのです。
そしてハクセキレイもムクドリも、コゲラもいません。
留鳥自体が少ないのですが、一番難易度が高いのは、実はカワラヒワなのです。
母島を訪ねたのは23回目ですが、そのうち観察できたのは数回しかなく、たいていはチラッと見るだけだったり、声すら聞こえないことも珍しくありません。
今回は撮影もできたので、本当に嬉しかったですね (o^-^o)
今回は撮影もできたので、本当に嬉しかったですね (o^-^o)
そして、鳥以外のオマケです。
今回もオガサワラシジミなどの蝶も探しましたが、結局は見つかりませんでした。
しかし、沢筋では貴重なハナダカトンボを1匹だけ発見。
よ~く見ると、鼻のような突起がありました。
そして、ここでは悪者扱いですが、グリーンアノールを至る所で確認。
外見で判断してはいけませんが、やっぱりヤモリの方がかわいいかな...。
・ヨッシーの小笠原探鳥記 Ver.3へつづく
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