アルカスイス互換の小型ビデオ雲台登場!マーキンスからはニコン望遠レンズ用レンズフット登場!!
今までありそうであまり無かった アルカスイス互換の小型フルードビデオ雲台 BV-10 がLeofoto(レオフォト)から登場しました!
写真は、ニコン D7500+AF-S 300mm f/4E PF ED VRをマーキンスのレンズプレートで取り付けたところです。
Leofoto(レオフォト)ってどんなメーカー?と思った方も多いでしょう。
2014年に会社が設立されたばかりの広東省に本社兼工場がある新興メーカーですが、会社設立以前から10年以上OEM元として三脚の製造を手がけていた実績があります。
巷でも特にカーボン三脚の認知度が急速に拡がっている、撮影機材のブランドです。
詳細は、デジカメWatch(インプレス社)の『特別企画 話題の中国三脚「レオフォト」のこだわりが凄い!』の記事にとても詳しく紹介されているので、ぜひ参照してみて下さい。
個人的な話になりますが、私はコンパクトさから未だにすでに生産完了となったマンフロットの701HDVという小型のビデオ雲台を長いこと手放せずにいます。
後継機のMVH500AHは、一回り大きくなってしまい、「コンパクトで良いビデオ雲台が出ないかなぁ」と探していたわけですが...
ついに条件を満たす小型ビデオ雲台 Leofoto BV-10 Hobby's特価 ¥23,760(税込)に出会いました!
重さ760gと超軽量ながら、耐荷重は驚きの8kg!カウンターバランスも4kg搭載(OFF不可)という余裕の性能。
対応レンズは、500mmF5.6、300mmF4、100-400mm、150-600mm望遠ズームレンズ辺りがバランスが良さそうですが、耐荷重的には300mmF2.8クラスでも十分載せられそうです(傾斜を付けた場合には、ブレーキノブを締め気味にする必要がありそうですが)。
パンの動きは、マーキンスやジンバル雲台とは対照的なフルードの効いた粘りのある重めの動きなので、むしろ機材も重めを載せた方がしっくりくるように感じます。
軽量コンパクトながら優れた剛性を備えている理由はCNC(コンピューターによる数値制御)旋盤加工によるアルミ削り出しで製造している点です。
通常、多くの量産品は鋳造(鋳物)で製造されることが多いのですが、Leofoto(レオフォト)は、CNC旋盤加工を得意としていて、鋳造品よりも格段に美しくコンパクトで精巧な製品となるわけです。
鋳造品より明らかに遊びが少なくスムーズな動きを体感してみてください。
そしてアルカスイス互換というところがさらにツボです。
最近では、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROやタムロン SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2など、三脚座がアルカスイス互換の形状となっている望遠レンズも増えています。
また、望遠レンズの三脚座部分をマーキンス、RRS(リアリーライトスタッフ)、Wimberley(ウィンバリー)、KIRK(カーク)などのアルカスイス互換の三脚座プレートに付け替えているのもよく目にするようになりました。
アルカスイス互換の雲台であれば、それらをプレートを挟むことなく、ダイレクトに雲台に取り付けることができるようになります!※ただし、レンズの脱落防止ピンは、雲台側にはないので、脱落防止にはご注意ください。付属のプレートには脱落防止ピンが装備されています。
プレートがガタツくイライラからも解放され、重心が低くできる防振の効果も期待できますね
別売りのマジックアーム AM-2を側面に付ければ、シューユニットと組み合わせて照準器(写真はキングフィッシャー)も取り付けできちゃいます!
Leofoto(レオフォト)のカーボン三脚も入荷検討中です。ご期待ください!
そうそうマーキンスのレンズフットも新製品が登場しましたよ!
ニコンの望遠レンズ各種に対応するマーキンス レンズフット LU-15です。
これまでのレンズ専用フットとは異なり、より多くのレンズに適合するように設計された汎用型のレンズフットです。※残念ながら話題の500mmF5.6E PFには非対応です。
カラム(Column)とプレート(Plate)の組み合わせにより、レンズ毎に異なる重心やフードとの干渉を避けるための調節ができるように設計されています。
これ1つでこれだけのレンズに適合するんです。
[適合レンズ]
・AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR
・AF-S NIKKOR 200-400mm F/4G ED VR
・AF-S NIKKOR 200-400mm F/4G ED VR II
・AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR
・AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II
・AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
・AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
・AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR
・AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR II
・AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
・AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR
マーキンスのBV-Head雲台もそうですが、アルカスイス互換というのが今後のトレンドになって行きそうな予感がしますね。
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