日本野鳥の会論文集 Strix Vol.34（2018年）発刊

日本野鳥の会が1982年から発行している論文集、Ｓｔｒｉｘ(ストリクス)の最新刊が入荷しました。

・Strix（ストリクス）　VOL.34　販売価格3,240円（税込）

「論文集なんて難しくて、自分には遠いところにあるな…」と感じられている方にこそ、読んでほしいのが、ストリクスです。

プロ、アマチュアを問わず気軽に自分の観察記録を投稿できる“敷居の低さ”も魅力のひとつで、鳥類の生態、探鳥会の記録、支部による調査研究活動、繁殖や飛来、行動などの個人による観察記録、また野鳥保護活動の事例紹介などが幅広く掲載されているんです。

本号で、私が気になったのは、短報の、

●小海途銀次郎・和田貞次・奥野一男：日本におけるカラアカハラの完成した巣と卵の初確認記録

です。私はまだカラアカハラを見たことすらないのに、巣と卵の写真を拝んでしまった・・・
もちろん、とってもすごい記録ですが、こういった個人が発見、観察した記録が立派な文章になることを知れるのはストリクスならではです。

編集後記の温かい言葉まで余すことなくぜひ読んでください。