野鳥プロカメラマン山田芳文氏著「写真は"構図"でよくなる!」入荷しました
そろそろお盆シーズンが近づいてきましたが、ホビーズは通常どおり営業しております。
さて最近のデジタルカメラは技術の進歩でピントはオートフォーカス、露出はAE、手振れ補正…と何もかもオートで撮影できる便利な世の中になりました。
それなら誰が撮っても同じようにしか撮れないかというと、いえいえまだ自動化されていない作業があるんです。
ズバリ“構図”です。
構図に関してはカメラマンのセンスに委ねられているわけですが、「どうせ自分にはセンスがないし…」と諦めていませんか?
そんな方にオススメしたい、構図に関する撮影指南本が出版されたので、ご紹介します。
著者はあの、山田芳文さんです
BIRDER誌やカメラ誌でのご活躍はもちろん、「野鳥撮影術(日本カメラ社刊)」の著書としても有名ですよね。
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そもそも「構図」って漠然としていて、ルールなんてあるの?後でトリミングすればよいのでは?とお思いの方も多いかもしれませんが、
習得に10年はかかると言われるライティングとは違い、「構図」は短期間で習得が可能と言われているそうです。
この本では、構図の基本ルールを厳選された23のテクニックとして実例を挙げて紹介されています。
山田芳文さんの著書というだけあって、作例の随所に野鳥も登場しますよ
今まで何となく撮っていたのが、向いているスペースを開けようとか、逆にこの場面は環境を入れたいから日の丸構図でもOK…という具合に、意味を持って撮影できるようになるわけです。
フレームに何を入れて、何を排除するか、どこに野鳥を配置するかを瞬時に判断・実行できる瞬発力こそ写真が上手くなるポイントだと感じました。
身近な野鳥を撮っているのに、思わず「お?」と足を止めたくなる写真。
著者である山田芳文さんの作品もいわゆる珍鳥や人気の鳥頼みではなく、どこにでもいる身近な野鳥を題材にして雰囲気のある作品を撮られていますが、この本を読めば、そんな山田調の作品が撮れるようになるハズ
これまで、構図をあまり意識してこなかった方にこそ、オススメしたい一冊です。
今の写真から一つ上の写真を目指したい方必読です。
・写真は「構図」でよくなる!(エムディエヌコーポレーション刊)
なお、野鳥撮影術↓もまだお持ちでない方は併せて手に入れるチャンスですよ!
今なら、山田さんの直筆サイン入り!です。
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